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ぼたんの花

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2003/12/31
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テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:戦争反対 1
こんな題名は、本や映画でだけでじゅうぶんだ。

平和憲法に関しては、かなりの批判があるようだ。

百歩は譲れないけれど、五十歩譲ったとして、アメリカ軍のおかげだと
言う事にしましょう。

警察があるから悪い事をしないという人も世の中には沢山いて、そういう
人達の理論は警察がいなくても悪い事はしない、と考える人達をどうしても
自分と同じ悪者にしないと気がすまないらしい。

もちろん警察がいても悪い事ををする人は、後をたたない。


まず、アメリカ軍、若しくは、各国に軍があるところは、平和を維持する
ために軍を置くということは、異論がないようだ。
警察を置いておくことに文句は無い。

日本は、安保条約、日米同盟があったから平和でいられた。

では、今度、安保条約、日米同盟があるために、平和ではいられなくなる、
となった場合はどうなのだろうか。

きっと、今まで、アメリカのおかげで平和だったのだから恩を返すのだ、
と単純に考えるのだろう。仕方が無い、アメリカについて行くというならまだしも
「アメリカ人を嫌いなんだ、反米なんだ」とすぐ脳内変換する、アホな日本人にも
困る。アメリカ人ほど括れない多民族国家を好きなんて評価するあなたは
どのアメリカ人をどれだけ知っているのか?

そうすると、アッパークラスの・・なんてたわごとを言う。
それは○○○人のことを評価して?と聞きたくなる。

とにかく、ゴア、ブッシュの争いで解るように半分は、「反米」なのだから。
では、そのアメリカのどの部分にお恩返しをするのだろうか?
今、イラクに派兵されている米兵でさえ、自国の批判をし始めている。

そして、ヒラリーさんがイラクの兵士を慰問すると聞き、それより先にと
ブッシュ陣営は、大統領を送り込み、感謝祭の朝食であったにも係わらず
「ディナー」と報道させた。どうでも良い事だけれど、朝食と夕食では違うよ。

それにヒラリーさんが行くと解ってから決めるのも、一国の大統領としたら
情け無い話。そんなことはアメリカのメディアは、どう報じたのか。

多分、報道に関しての注文はつけたに違いない。
こんなアメリカに恩を返すのか?恩を返すなら他の方法もある。

それは、冷戦時代に兵器を思う存分、製造したツケが今、私達に廻ってきた。
今回のイラク攻撃は、兵器の大量使用が目的、そして、各国にも売りさばく。
原油が目的なら「戦後のイラク復興計画」をアメリカは一年前から計画していた。
そして、あの民族には、この計画は必要不可欠だったはず。

それを崩したのでは無く、崩されたのだ。

そして、当初から今度の戦争が短期ならアメリカ経済に良い影響、長期なら悪影響
と出ていたのにも係わらず、この有様。得したのは一部の強欲なアメリカ人だけ。

アメリカ政府も今まで以上に大変な状況になる。

そして日本は、80パーセント以上中東に原油を依存、諸国の4~5倍の依存率。
イラク戦争が始まって依頼、ずっと高値が続いている。日本の備蓄もこれ以上長引けば、
大変。日本にとっての利益は今までのほうがあったはず。中東と日本は仲が良かった。
ブッシュ政権が、価格を不安定にしたのだ。そして是は長期化する。

あまり高値が続くとアメリカ批判が強まる、選挙を控えているということで
ブッシュ陣営は、この高値でも抑えるよういろいろな方面で努力している
だろうけれど、何時までつづくやら。

日本は、兵器を売るアメリカにとって上得意、これから先も、もっとお買い上げいただく
ことになるのだ。その為の戦争でしか無かった。

そうなると、アメリカのお陰で「平和を勝ち取るには、日本も戦争をし続ける事になる」
という場合、それでも日本国民は、ついていくのか。

どちらにしても北朝鮮問題があるという事で、買うという理論になる。アホな国民だ。

今までは、自分の手を汚さないで、アメリカのお陰で平和が保てた。
今度は、自分の手を汚してアメリカのお陰で戦争をして平和を保つことになる。

それでも、日本国民が「アメリカについて行く、アメリカのお陰で平和だから」
なんてことを言うのだろうか?不思議だ。言わない人が殆どだ。

そして、そんな一部の強欲なアメリカ人の尻馬に乗って、軍部などを作りたがる
人達を見ると、必ずや、自分は戦闘地にいかなくても大丈夫、自分の子供達は
行かなくても大丈夫、と言う誰も保障しない、それこそ空想的安全を目論んでいる。

必ず、戦地に赴くとなった場合、それを承知で自衛隊に入隊する人は、どのくらいいるだろうか。
私の周りの人達の戦争反対を叫んでいる人のほうが、もしかして自分、子供が参戦すると
仮定している、他の人は、自分、家族はありえない、アメリカ、自衛隊に頼むということを
前提に考えている人が殆ど。

日本は島国であり資源も乏しい。そういう国が、どう生きていくか、今頃、おんぶに抱っこ
だったアメリカから離れて、内輪もめばかりして、前に進まない日本は「米百俵の精神で」
生き抜く覚悟が必要だ。


今、アメリカに恩返しをするとしたら、そういう状況である事に目を覚まさせてあげることだ。
そして、今まで巨大化してしまった兵器の産業を如何に違う方向へ切り替えさせるか。

それこそ、アメリカがクーデターでも起こさないと無理かも知れないが、一生懸命運動している
アメリカの「善良な市民」は、反戦運動をしている日本人より多い。
そして、アホでマヌケではない、「頭の良いアメリカ人」も沢山いることを忘れない事。
そういうアメリカ人についていこう。


「平和」というと女、子供のたわごとだと言う、さも、アメリカ軍、もしくは軍隊があるから平和
と言うことが一種の進歩的な人間、世界を知っている、と勘違いしているのだ。
アメリカを知っているだけ。

アメリカを救うのは、地球上に大量にある「平和」という武器だ。


「アメリカを支持します」と言った時点で、この国の総理も自国の手は汚さないでいられる、
と考えてならあまりにもお粗末な総理であり、「国際感覚の欠如」だ。言葉の重みを今頃、
感じている総理なら

イラク派兵で死者を出すのも止むを得ない、そんな総理に一票投じた国民なのだから。

人間が作り出した、強欲の武器より、『平和』という安くてかなり強靭で崇高な武器で、
あなたが守られていることに早く気付くことだ!





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Last updated  2005/05/01 11:29:50 PM
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Re:戦争と平和(12/31)   JSF さん
>戦争と平和<br><br>ロシアの文豪、Толстой の『ВОЙНА И МИР』ですね。是非とも読んでおきたい一冊です。<br>、<br>>日本は島国であり資源も乏しい。そういう国が、どう生きていくか<br><br>イギリスのように生きていくしかないでしょうね。<br>同じ島国として格好のモデルです。<br> (2003/12/31 05:18:35 PM)

人は人、我は我なり   ぼたんの花 さん
JSFさん<br>イギリスをモデルにしないで、東洋としての日本独自のものを<br>模索していくべきです。<br><br>西洋人と東洋人は、違います。<br><br>西欧文明と一線を画す文化の中にはポリネシアに限らず、有意義なヒントが<br>沢山あるそうです。<br>>アクロバット的な西欧のセックスを好むより、ポリネシアンセックスを見習いなさい<br><br>と五木寛之さんは言います(この人の本は読んだ事は殆ど無いです)<br><br>『エロスと精気』という本にポリネシアンセックスについて詳しく書いてあるそうです。<br>セックスレスのご夫婦、恋人は、ぜひお読みください。<br><br>私は、購入予定はありませんが・・・<br><br>良いお年をお迎え下さい (2003/12/31 05:53:36 PM)

Re:戦争と平和(12/31)   big_sid さん
対話の邪魔をして申し訳ありません。<br><br>私は何度か拉致事件の集会に参加しておりますが(行かれたことない人からすれば積極的に参加してる方と言えるかもしれません)、この問題に関しては民族差別以前に“拉致”という犯罪行為を一番の問題として捉えています。<br><br>私一人が参加したところでどうにかなるものでもありませんが、被害者の家族の方のお話を聞くことで巷に流れる情報に惑わされることなく、真実を知ることが出来ると思っております。<br>そして、一人でも多くの人が真実(実態?)を知ることが拉致問題の解決への道だと考えています。<br><br>という感じで、今年もよろしくお願いします。<br> (2004/01/03 01:41:16 PM)


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