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ぼたんの花

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2006/10/01
XML
テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:劣化ウランと原爆
一燈を提げて 暗夜を行く


暗夜を憂うることなかれ ただ一燈を頼め






去年の11月に来日された、イラクからの帰還兵マシューさんのお知らせがきました。

原発のゴミである、劣化ウランを使用して作った弾、劣化ウラン弾でヒバクしたマシューさん。ご自身も病気になり、その後に生まれたビクトリアちゃんにまで障害が出てしまいました。

湾岸戦争で、湾岸戦争症候群として、この弾での被害が問題視されたにも関わらず、今回のアフガン、イラクでも膨大な量が使用されてしまいました。劣化ウランは土壌を汚染し、未来永劫と言っていいくらいの被害を及ぼします。

アフガン、イラクだけではなく、米兵、多国籍軍にも被害が及びました。






一燈を提げて 暗夜を行く


暗夜を憂うることなかれ ただ一燈を頼め





[転送・転載歓迎。]

皆様

 アメリカのイラク戦争帰還兵が政府を相手取って起こしている劣化ウラン被害賠償請求裁判についてのヒアリングが、9月6日、ニューヨークの連邦裁判所で開かれたというニュースを、3週間程前にご紹介いたしました。(下に貼付)

 このヒアリングは、政府側から出されていた棄却請求を認めるべきか どうかを決めるためのでしたが、一昨日、ハーバート・リードさんなど から届いたメールによりますと、9月26日、担当のケルトゥル判事は、「フェレス原則(軍役中に被った被害に関しては、兵士が軍を訴え ることは認められないとする)は、除隊後の期間における医療過誤を訴えることを妨げるものではない」との裁決を出しました。


つまり、今回の裁判が本格的審理に入ることが決定されたことになります。今回の裁決では、帰還兵のみならず配偶者にも訴える権利を認めているとのことです。これは、「きわめて異例」のことであり、リードさんの言葉によれば、「帰還兵たちが政府を訴える権利を、判事が認めた」ことを意味します。
 [なお、裁決文全文もPDFファイルで送ってきてくれました。かなり長いもので、部分的には、政府側の主張を認める内容になっていますが、「結論」において、「政府側の棄却請求は認められない」とする裁決要旨が明確に書かれています。裁決文全文のPDFファイルをご希望の方は、info@nodu-hiroshima.orgまでご連絡ください。個別にお送りいたします。]
     草々   嘉指(かざし)信雄
          NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表


[以下、メール原文]
  "[T]he Judge has determined that the Feres doctrine [which
bars soldiers from sueing the army for injuries incurred during
military service]does not bar medical malpractice claims for the
period after discharge from service, which include the claims of each
service member and his spouse! This is fairly unprecedented. We will
arrange for a meeting as soon as possible to discuss the significance
of the decision."

 "In shot the Judge has given us the right to sue the
Government."


Begin forwarded message:

Subject: 劣化ウラン被害裁判、開かれる(9月6日、ニューヨーク)
>
> [転送・転載歓迎。]
>
>
>                               
> 2006年9月9日
>
>
> イラク戦争帰還兵による
> 劣化ウラン被害賠償請求裁判開かれる
> -9月6日、ニューヨーク-

>
> * **
>
>  さて、昨年来日したジェラルド・マシューさんが、他のイラク戦争
> 帰還兵とともに、アメリカ政府に対して起こしている損害賠償請求裁
> 判についてのヒアリングが、9月6日、ニューヨークの連
> 邦裁判所で開かれました。大変重要なニュースですので、ご参考まで
> に、取り急ぎ、抄訳してみました。
>
>  今回の広島大会に参加してくれたハーバート・リードさんも、この
> 裁判の原告の一人ですが、リードさんのお話ですと、今回の裁判を引
> き受けてくれている弁護士さんたちは、裁判の結果が出るまで
> は、”pro bono”(無償弁護)で取り組んでくれることになっ
> ているとのことでした。(勝訴した場合は、賠償金のかなりの部分を
> 報酬として得る契約のようです。)ですから、原告側弁護人を買って
> 出てくれている弁護士たちは、勝訴できると判断して引き受けている
> ことになりますが、下記の記事を読みましても、こうした従軍中の被
> 害に関する裁判にはきわめて厳しいものがあります。そもそも、今回
> のヒヤリングは、連邦裁判所として原告の訴えを取り上げるべきかど
> うかを判断するためのもののようです。
>
>  ぜひ勝訴してほしいと思いますが、予断はできないと思われます。
> 今こそ、劣化ウラン兵器の危険性を国際社会に、アメリカ社会に向け
> て訴えていく必要があります。また、こうした裁判がアメリカで始
> まっているという事実が日本でも広く知られ、「劣化ウラン兵器は危
> 険ではない」としてきた日本政府の見解が改めて問題にされなければ
> なりません。
>
>            嘉指(かざし)信雄
>            NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表
>
>
> ―――――――――――――――――――――――――――――
>
> 「兵士に対する正義は?
> イラクでの劣化ウランが病因と主張」
>
> ホアン・ゴンザレス
> 「デイリー・ニューズ」(2006年9月8日)より抜
> 粋(全文は、
> http://www.nydailynews.com/news/col/story/450535p-379084c.html
>
> 「米軍の劣化ウラン弾の塵を吸入したことが原因で、しつこい病に苦
> しむことになった信ずるニューヨーク州兵のグループが、今週、イラ
> クからの帰還後三年を経て初めて、連邦政府に対する訴えを裁判所に
> 持ち込むー
>
>
>  今週水曜日、マンハッタンの連邦判事ジョン・ケルトゥルを前にし
> て行われた2時間のヒアリング(意見聴取)において、帰還兵8名の
> 弁護士たちは、陸軍は、自らの安全手続きを怠り、放射性の劣化ウラ
> ン塵に兵士たちを曝すことによって、兵士たちの病気を引き起こすこ
> ととなった、と論じた。
>  また、彼らは、陸軍の医師たちは、被爆に関する情報を隠蔽し、適
> 切な治療を兵士たちに与えることを怠った、と主張した。
>
>  今回の裁判は、劣化ウランによる被害を主張するイラク戦争帰還兵
> によるものとしては初めてのものであるー劣化ウランは、敵戦車を貫
> 通するように砲弾を強化するため、ペンタゴンが第一次湾岸戦争の時
> から使い始めた低レベル放射性金属である。
>  陸軍を代弁する米国次席弁護人ジョン・クロナンは、ケルトゥル判
> 事に対し、訴えを直ちに却下するように求めた。
>  クロナンは、「フェレス原則」と呼ばれる、1950年の最高裁
> 判決に繰り返し言及した。この「原則」は、「軍役に伴う傷害」に関
> し、兵士が政府を訴えることを禁ずるものである。
>  クロナンは、「このような裁判は、民事法廷が取り扱うべきではな
> い、軍事的機密事項を後知恵で批判することになる」と述べた。
>
>  政府を代弁する弁護士が陳述している間、筆頭原告のジェラルド・
> マシューは、支援者で埋まった裁判所の中、妻のジャニスの横で静か
> に頭を振った。
>  イラク戦争初期、イラクからクウェートに破壊された戦車を送り返
> す任務についたマシューは、2003年9月、軍医たちにも
> 説明できなかい様々の病状に苦しみながら帰国したー執拗な偏頭痛、
> 視力障害、記憶喪失、排尿時の灼けるような痛みなどである。
>
> 2004年6月29日、彼の妻は、女児ビクトリアを出産したが、ウ
> ビクトリアの片方の手は、指が三本欠けていた。2004年初め、
> 「デイリー・ニューズ」紙の支援でマシューは尿検査を受けたが、分
> 析したフランクフルトのゲーテ大学の科学者アクセル・ゲルデスによ
> れば、その結果は、マシューが劣化ウランに被爆していたことを示す
> ものだった。
>  ゲルデスはまた、マシューとは別の州兵隊、第442憲兵隊に
> 属していた9名の帰還兵のうち4名も放射性のチリに曝されたいたこ
> とを見いだした。」
>
> (中略)
>
>  火曜日[水曜日?]のヒアリングは、自国の兵器がアメリカ軍兵士
> に与えた膨大な被害に関して、裁判所が、過去半世紀の間、どのよう
> に扱ってきたかを振り返るものでもあったが、それは、身も凍るよう
> なものであった。
>
> 「被告側弁護士クロナンと原告側弁護士ジョージ・ツェルマとエリー
> ズ・ハグエル・ランサムの双方が、繰り返し言及したのは、第二次大
> 戦中に原爆実験で被爆した兵士の先例であり、ベトナム戦争中、エー
> ジェント・オレンジ枯れ葉剤のために数多くの兵士を襲った病であ
> り、さらには、70年代、兵士を対象に、軍によって秘密裏に行
> われたLSD実験の例であった。
>
>  (中略)
>
>  ヒヤリングの後、マシューは、「私たちは、イラクで何に曝された
> のか知りさえしない、全ての同僚兵士のために裁判に訴えているので
> す」と述べたー「軍は、兵士を守るために自らが定めた手続きにさえ
> 従わなかった。誰かがこの責任を取らなければならない」。








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Last updated  2006/10/01 08:00:04 PM
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Re:暗夜を憂うることなかれ ただ一燈を頼め(10/01)   beihiba7172 さん
僕の近所に住んでる自衛隊もイラクに行ったんですが,帰ってきてから急に肝臓が悪くなってげっそりやせてました。やっぱり劣化ウラン弾の影響ですかね。 (2006/10/01 10:32:04 PM)

イラクでの自衛隊員は   ぼたんの花 さん
一ヶ月に一度か二度くらいしか外に出ていないと聞いていますよ。その方に聞いてみてください。

劣化ウラン弾は、空中で燃え、エアロゾルとなって空中に浮遊し、イラクのように一年に一回雨が降る程度ですと、一度砂漠に舞い落ちても、風で再び空中に浮遊する、それを防ぐには宇宙飛行士のような装備をしなければ防げないそうです。ナノサイズの毒ガスと言っていいでしょう。

そのエアロゾルを隊員が吸ったかどうか、サマワは派遣当初は比較的平穏だったといいますが、風で送られてきますからね。

ですから沖縄の鳥島での『誤射』といわれるものも、鳥島自体より、、、、楽天のキャンプ先の島、、、なんていいましたっけ?当時の風の向きからあのへんに流れたのではないか、と言われています。

日本はイラクとは比較にならないくらい、雨量が多いので地面にしみこんだ、とみるほうがいいかもしれませんが。。。


で、戦後、すぐイランに留学した外語大の女性の教授がいらっしゃいましたが、その方の話ですと、なぜ、イスラームがお酒を禁止するか、あの気候でお酒を飲むとすぐ肝臓を病むそうです。

男性の留学生は、イランでお酒を飲んですぐ肝臓を病んだそうです。


暇すぎて、お酒を飲みすぎたのかもしれません。

サマワの宿営地の自衛隊員に『今、サマワの町はどうなっていますか?』と聞かれ、サマワの市民には、『今、自衛隊員は何をしているのですか?』と双方から聞かれた日本から行ったジャーナリストは・・・・・でした。

米国でタバコが原因として、肺がんが増えているそうですが、実際のところ劣化ウランが原因では?と私は思っています。いろいろな癌が増えすぎています。

劣化ウランの膨大な量の貯蔵の仕方、野ざらし雨ざらしです。本当に日本では考えられないことです。 (2006/10/02 01:42:07 PM)

Re:イラクでの自衛隊員は(10/01)   beihiba7172 さん
ぼたんの花さん
ひょえー凄いですね。アメリカの911テロは内部爆破って噂ですね。 (2006/10/02 06:54:01 PM)

9.11は間違いなくブッシュ政権の仕業です   ぼたんの花 さん
beihiba7172さん
>ぼたんの花さん
>ひょえー凄いですね。アメリカの911テロは内部爆破って噂ですね。
-----

こんな大々的な陰謀をする米政府、それを実行してしまう米国も恐怖ですがで、こんな大嘘が米政府はもとより、米国のマスコミ、そして日本のマスコミも、無視しているところが本当の恐怖です。


そして日本政府、日本のマスコミも無視するところが、本当の恐怖ですね。

養老猛司さんの『逆さメガネ』の意味がよくわかりました。

本当の怖さは、世界中がこの陰謀を知っていて知らぬふりをするところが恐怖です。
(2006/10/02 08:36:26 PM)


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