925794 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ぼたんの花

ぼたんの花

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007/11/05
XML
カテゴリ:原発と劣化ウラン
[転送・転載歓迎。]

「劣化ウラン兵器使用の影響に関する決議」
国連第一委員会において賛成多数で採択日本も 賛成


2007年11月2日
皆様
 ニューヨークの国連本部で開催中の第62回国連総 会第一委員会(軍縮・安全保障問題担当)におい て、11月1日午後5時近く(現地時間)、「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用による影響に関する決 議」が、賛成122票の圧倒的多数で可決されました。 日本政府も賛成票を投じました。
 反対したのは、米国、英国、フランス、オランダ、イスラエル、チェコの6カ国のみで、35カ国が棄 権。劣化ウラン(DU)兵器所有国を含むEU加盟国の 対応が注目されましたが、ヨーロッパの国として は、ドイツ、イタリア、オーストリア、スイス、ア イルランド、リヒテンシュタインなどが賛成票を投 じました。ロシアは棄権し、中国は、投票の前に会 議場を後にしましたが、そのことを前もって、提案 国サイドに伝えて来ていたとのことです。

 
今回の決議は、(1)国連事務総長の名において、国連加盟国と国連関連機関に対し、DU兵器の影 響に関する意見の提出を求め、来年の国連総会でその報告を提出すること、そして、(2)来年の国連 総会の正式な議題にDU兵器問題を含めることを要請するものです。また、前文では、国連憲章と国際人 道法に基づき、「DU兵器使用が人体や環境に及ぼす潜在的に有害な影響を考慮する」ことが明記されて います。(決議全文の仮訳を下掲。)


先日のメイルでもお知らせいたしましたように、10月17日、「非同盟運動諸国」(提案国:インドネ シア)の名において、決議原案が提出されました。 インドネシアをはじめ、「非同盟運動」の国々は、今年3月以来、ICBUWがジュネーブやニューヨークで取り組んできたロビー活動においても、最も積極的な 関心を示してくれていた国々です。原案では、使用 のモラトリアム(一時停止)も含まれていたのですが、採択に向けた駆け引きの中で、最終的に今回 は、「DU兵器決議」が確実に採択されることを優先し、上記二項目にしぼった決議案として投票にかける道が選択されたとのことです。

 

いずれにしましても、DU兵器関連の決議が国連第 一委員会で可決されるのは、イラク戦争後初めてのことであり、約一ヶ月後に行われると思われる「総会での投票」でも可決されれば、国連での取り組みが具体的に動きだすことを意味します。[2001 年、 2002年、イラクによって、DU兵器の影響・被害に関す る調査の実施を求める決議案が提出されていますが、最初は、第一委員会では可決されたものの、総 会では否決され、翌年は、第一委員会で否決されて います。また、1996年以降、三度にわたって、人権 小委員会において、DU兵器を非人道的兵器として非難する決議が採択されていますが、これらは小委員 会での採択です。
 私たちは、以上のような意味において、今回の決 議採択は、いままで曖昧なままにやり過ごされてきたDU問題を国際政治の舞台に正式に上げる画期的な ステップであると受け止めています。今回の決議採択を最大限に活かし、国際キャンペーンを大きく前 進できたらと思っております。

 


また、私たちICBUWは、日本国内においても、今年5 月の対政府交渉以来、劣化ウラン問題に関して、日 本政府独自の見解を明確にするよう求めてきました が、今回、日本が賛成票を投じたことはとても大き な積極的意義があると思っています。
 投票後、今回の決議案を作成したキューバの担当官から電話で聞いたところによりますと、日本の代 表は、投票の後に発言を求め、「DU問題に関しては、国連関連機関による報告が出されているが、いずれも確定的・最終的なものではなく、日本政府としては、関連機関による今後の調査・研究を注意深く見守っていきたい」と述べたとのことです。これは、ある意味では、従来の見解を表明したにすぎないとも言えますが、賛成票を投じた上での発言であり、積極的に評価されうると思います。[なお、第 一委員会での議論・投票の様子を伝えてくれた「ピース・ボート」ニューヨーク事務所の伊知地亮さんやキューバの担当外交官の話によりますと、投票前のスピーチで、アメリカは、「この問題については、すでに米国防総省やNATOなどにより報告がなされているが、人体や環境に有害な影響を及ぼすという証拠は見出されていないし、以前、提案された同種の決議案も否決されている」と主張しましたが、一方、賛成票を投じたアルゼンチンは、「国連 として新たな調査機関を設置する必要性」を訴えるスピーチをしたとのことです。]

 
ICBUWとしましては、日本政府が、DU兵器の速やかな全面禁止に向け、さらに前向きな姿勢を取り、国 際社会の中で先導的役割を果たしてくれるよう強くプッシュして行きたいと思います。
11月の「国際共同行動デー」の取組みの中でも、今回の「決議採択」のことを多くの人々に知ってもらい、運動をさらに広く拡げてゆきたいと思います。
 今後とも、一層のご支援を何卒宜しくお願いいたします。
         




ICBUW運営委 員:  嘉指 信雄/NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表
         振津 かつみ/ヒバク反対キャンペーン・DU担当
         森瀧 春子/NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長




「ICBUWサポーター拡大キャンペーン」実施中  
劣化ウラン兵器は、無差別的被害をもたらす非人 道的兵器です。一日も早く全面的禁止を実現するため、ぜひあなたもICBUWサポーターになって、国際 キャンペーンを支えてください!言うまでもありま せんが、国際キャンペーンのさらなる展開には、チ ラシの作成、通信費、スタッフ経費など、かなりの 資金が必要となります。何卒宜しくお願いいたしま す!
 


カンパ振込先:
 郵便振替口座名: 「ICBUW・国際キャンペーン」 
      
 口座番号: 01310-0-83069
 [一口2,000円。多数口、大歓迎]



************   ***********

反対した国は米国、英国、フランス、オランダ、イスラエル、チェコの6カ国

棄権したのは、中国、ロシア、その他30カ国以上


賛成したのは日本、ドイツ、イタリア、オーストリア、スイス、ア イルランド、リヒテンシュタインなどとありますが、全部の国を知りたいですね。


一人一人が自分の意思を行動であらわした成果といえるでしょう。

とっても嬉しいです。しかし。こういう動きが大きくなると

それを潰そうとする力も大きくなる。。。



原発や、再処理工場、内部被ばくは避けられません。

日本では当たり前のことですが

この放射能の害を知らない世界の人は多いんですね。

残留放射線の害や、内部被ばくの影響 日本でもまだまだ知らない人が多い


そしてアメリカの国民も知らない人が多いです。


ここでブログを始めてから いろいろな書き込みをいただきました。

今、振り返って その一つ一つの書き込みに感謝です。


そういう書き込みがなければ、いろいろなことに これほどまで

興味を持ち、詳しく知りたい、とは思わなかったでしょう。


イラク、現地へ行った人たちに直接お話を聴き劣化ウランの害を聴き

グアンタナモの収容所に入れられた人のお話を直接聴き


広島、長崎でヒバクした方のお話を聴き

原発や地震について、何十年も前から 研究し 反対運動をしている方々


政府間交渉でのお役人の考え方

東京電力、企業としての社員の態度


”自殺”とした警察発表の嘘 と戦っているご家族の方々

法政大学で 政治活動した人への不当な処分


不正規雇用で 有給も無い人々への応援をする人たち

湾岸戦争以後、子供たちの白血病、癌が異常に増え続けている

その子供たちへの支援をずっと続けてきた人たち




たくさんの人たちに その体験談を直接聴きに行きました。

そしてたくさんのことを学びました。


感謝です。


2007-11-03 20:40:23


東京タワー2




東京タワー1



東京タワー6



東京タワー8 東京タワー7



東京タワー4






↓音楽が流れます

I'll Be There
2007-11-03 20:37:57











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/11/05 06:28:22 PM
コメント(0) | コメントを書く
[原発と劣化ウラン] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.