ボチボチやろか（かかし）

ビルドさんは、エボルトさん　あんまり無茶してると乗っ取った戦兎さんの背後から平成先輩達が怒りのオーラを発してきそうな気がする今日この頃です。
　エボルトさんの我欲暴走っぷりを見てると、三国志というより私は、水滸伝の武松と金瓶梅の藩金蓮の関係というか、「妖異金瓶梅」（山田風太郎　著　設定だけ使ってミステリーにしてます）のラストに感じる魅力あふれる悪人というのを感じます。金瓶梅は内容は大人な艶事ばっかりの話なのでビルドさん見る参考にはなりませんので、あくまで兄の敵討ちとして悪女藩金蓮を討つ武松という関係が悪人エボルトさんとビルドさん達側のように感じるだけです。

　パトVS怪盗さんは双方のキャラクターの良いところや交流を積み重ねてきて楽しいです。そして報われそうで報われない（笑）ところとか。前回で黄さんが調達してくれたぬいぐるみが狙ってたのと違うほうだった桃さんとか。遠足楽しみにしていたお子さんが、赤の代わりに報告にきた緑に懐いちゃうところとか。
上司さんは分かっててお店を訪れたようですが、個人的に外れそうな期待として緑さんがルパンの血筋だったら良いなあと思います。怪盗には全然向いてないけど、女性大好きとか射撃得意とか、でも芯はあるところとか。

　牙狼VLはすごく面白かったんですが、だいぶ忘れてるので今ゆっくり1話目から見返してます。まさに深夜アニメ牙狼って内容でエログロたっぷりにアメリカ映画のホラーやサスペンス、アクション、ロードムービー的要素が詰まってるし、各キャラクターの成長やラッセルシティの市民やホラーの被害者側のその後にまで、できるだけ詰め込んでくれていて、決して完全無欠な満たされた街では無いけれど黄金騎士たちの守る黄金郷的な終わり方（映画もありそう？）でした。14話目の「RELIC」が特に好きです。実写版牙狼で鎮魂担当な烈花を思わせる話でした。