ボットクンの作詞コーナーBottkunの作詞コーナー「初夏の別れ」(作詞 bottkun) 一、あなたの何気ないひと言に 泣いたり笑ったりした想い出が 今日も街角の白いカフェテラスに 重い足どりで向かわせる 乗り合いバスのガラス窓越しに 雨に濡れた歩道を歩く人々が あの日と同じ風景の録画のように あたしの記憶に写っている 別れたのは愛しすぎたから 終わったのは遠い初夏の午後 二、あなたの胸に顔を埋めて 何もかも忘れて泣いた時もあった 二人でならばいつまでも楽しいはずの 約束はもう戻らない 吸えないタバコ無理してくわえて あなたにすねてみた時もあった 甘えてばかりの私でも夢を見てたの まるで昨日の恋模様 別れたのは愛しすぎたから 終わったのは都会のまぼろし 都会の初夏の喧噪は、無味乾燥の人生模様を織りなしている。街の一角でまた、今日もひとつの別れがあった。 「恋の逃避行」(作詞 bottkun) 一、夏が来る前に替えた髪型 あなたの驚く顔が浮かんでくるわ 私ももう大人になったから あなたに甘えてばかりいられない 白い雲の向こうに夢を見つけて 虹の夢列車で旅立つのよ 私の旅はあなたからの逃避行 優しさからの逃避行 二度と出逢うことのない それぞれの幸せ探し 二、見果てぬ夢を語った恋人 大きく甘く膨らんだものだったわ あなたはすでに大人だったから 私に構ってばかりはいられない 目の前の現実に夢を見つけて 星の夢列車で旅立つのよ あなたの旅は私からの逃避行 寂しさからの逃避行 二度と出逢うことのない それぞれの幸せ探し 二人で信じた夢の世界。月日を重ねるほどに互いの求める世界に微妙なズレが訪れる。悲しい別れもあれば、割り切った前向きの別れもあった。 愛の潮騒(作詞 bottkun) 一、寄せ返す 波の音で 貴方の声が聞こえない この胸のつぶやきも きっと貴方には届かない 空を飛ぶカモメのように 大きく 高く 白く 青く 自由に貴方を愛したい 二、足もとの鳴き砂は濡れて 貴方の声が聞こえない この胸の高鳴りも 浜風が運び去るのね 水面を滑るヨットのように 速く 強く 黄色く 赤く それでも貴方を愛したい 三、松の木立を抜けてく風で 貴方の声が聞こえない 私の祈りのことばさえ 貴方の胸に届かない この透明な潮騒のように 満ちて 引いて 激しく 優しく ひたすら貴方を愛したい この作詞のねらいは、敢えて相手(彼)の描写を省くことで、「私」の胸中のもどかしさと、愛する決意を表現してみたかったのです。素っ気ない彼に、こんなにも、こんなにも愛しているのよ・・と解って欲しいという感じが出せたでしょうか?(愛の潮騒がCDになりました。) 遠い記憶(作詞 bottkun) 一、あの日あなたが言ったから 真珠の涙って言ったから 私は泣き虫になったの うれしい時もさびしい時も 泣いてたような 遠い記憶 二、激しく貴方が抱いたから すてきな香りと言ったから トビ色の瞳に溺れたの 夢の中でも胸の中でも 大切にしていた 遠い記憶 三、歌が上手って誉めたから 胸に響くって言ったから 私はいつも唄ってた 明日という名の未来の為に 貴方と二人の 遠い記憶 あんな事もあった、こんな思い出もあった。前をだけを見つめて歩いて行こうと思っても、ふとした弾みに遠い日の記憶が鮮明に蘇るせつなさ。過ぎた日の邂逅は遠い青春の傷跡。(現在、作曲中) いつかみた夢(作詞 bottkun) 一、鈍(にび)色をしたネックレス 貴方の微笑み すべてモノクロのひとコマ カトレアの花もうつむいて 清楚な静けさ 思いでのけやき通り 手をつないで走った石畳 皆んなが振り返って わらってた・・・・・ 二、あなたは照れて立ち止まる 追い越していくバスに 二人で手を振ったわ 未来を駆ける人達の 行方を想った 思いでのけやき通り いつも一緒にいようねって 二人で見つめ合っては うなずいた・・・・・ 三、街に灯りがともる頃 今は一人の散歩道 行き過ぎる人が足早に 私を追い越していった 私はもう走れない 涙もとうに涸(か)れて ひとりきり・・・・・ 今日もモノクロのけやき通り 今日もモノクロの思いで通り 旅行雑誌で一躍有名になった「赤坂けやき通り」には、沢山のカップルが散策を楽しむようになった。ある日、緑のトンネルを歩く人の流れに逆らうように、うつむいて通り過ぎていった一人の女性がいた。私は彼女の淋しげな胸中を詩に取り込んだ。(現在、作曲中) 時のいたずら(作詞 bottkun) 一、あなたのそばには いつもせせらぎの香り 吹き抜けた一陣のときめき 時はいつも 全てを奪っていくけど 振り返るとそのつど あなたは笑ってた いつも そっと見ていたのよ 泣いたのは久しぶり あなたの幸せに 一粒の涙を贈るから 爽やかな風と一緒に心を贈るから きっといつか 振り返ってね 私 いつまでも変わらないから 二、あなたのそばには いつもせせらぎの香り 夢っていったい何なんだろうって それが あなたの口癖だったわ 黙ってそっと歩いてってね 想いでのけやき通りのそよ風のように もう振り返るのは 止めてね 私の大事な 香りだったから 私の大事な 香りだったから 私は夢の中で 緑のせせらぎに抱かれたいから 美樹ちゃんの詩とは全然イメージが違っちゃうけど、私も福岡の「赤坂けやき通り」が大好きです。ホント!新緑の香りがするんですよ。皆さん、一度「けやき通り」に来て下さいね。 星 月 夜(作詞 bottkun) G D Em Em7 一、あなたには見えたのでしょうか C D G G7 澄みわたる夜空を駆けた C D Bm E 一筋の流れ星 Am C D D7 いつも遠くを見つめたままで Em Bm C G 私の黒髪をすくった指先 Em Bm C A D D7 あなたは何を祈ったの C D G あの時泣いたのは悲しくてじゃない C D B7 Em ふるえながら叱ってくれた C A D D7 あなたの優しさに気づいたの C D Em Em7 D7 Starry Night Prelude C D G Starry Night Prelude 二、しっかりと抱きとめていてね 夜空に吸い込まれそうで 目を閉じてないとこわいから 手をのばせばすぐそこに きらめく星屑の花束 あの明るい星があなたなの 音の消えた二人だけの夜 私はついていくわずっと 寄り添うあの星たちのように Starry Night Prelude Starry Night Prelude 星月夜(ほしづきよ)という言葉に触発されてイメージがわいてきたので、そのまま創りました。星がいっぱい煌(きら)めいて、まるで月夜のような情景です。サブタイトルは「恋する二人」。でも、最近はこんな星空なんて、見る事ができなくなりました。淋しくなります。Starry Night というのは「満天の星空」という意味です。「星月夜」はCDとMDとなりました。 ジャンル別一覧
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