現代版 日本昔話
あるところに 山田と名乗る青年がおりました。 通称「 ヤマ 」ちゃん。 ヤマちゃんは大変神経質で、人前に立つといつも 真っ赤になってしまいます。 そのヤマちゃんが 友人の結婚披露宴の席で、 スピーチをすることになりました。 ヤマちゃんのスピーチの番がやってきて、彼は マイクの所へと歩いていくところでしたが、 右手、右足が同時に出るという歩き方で歩いて しまうような始末。 それが会場の笑いを引き 起こしてしまい、ますます彼は 硬くなってし まいました。 マイクの前に立った時には、もう一言も口から 出せなくなっていました。 どんどん硬くなって、彼は 山になってしまっ ということです 「 Kachi - kachi Yama 」 でした