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テーマ:社会関係の書籍のレビュー(95)
カテゴリ:音楽・文化
![]() 最近、ジャズ・ピアノの面白さにはまってしまい、購入してみた本書。 とりあえず、芸術度・技術度・大衆度の3つにわかれて評価がくだされています。すべて満点の合計星15個は、キース・ジャレットとビル・エヴァンスのみ。 この2名は買え!ということだな、とさっそくCD屋をハシゴしたところ大当たり。 たしかに素晴らしい。 泣きましたよ、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」には。 転調するタッチにはゾクゾク。 ビル・エヴァンス「ポートレイト・イン・ジャズ」もなかなか。 というわけで、キース・ジャレットにはまる日々。 ありがとう、小川様。 というわけで紹介されていた人をあげますと ★が一つ欠けて、満点をのがした人/ バド・パウエル、オスカー・ピーターソン、エロール・ガーナー、ホレス・シルヴァー、山下洋輔、ハービー・ハンコック、チック・コリア。 これまでどこかで聞いたことのある人が多い。 だが、チック・コリアのアコースティックジャズには、まるでダメだった。 まるでF1グランプリのOPでよく流されていた、 フュージョンを聴いているみたい。 ★が二つ欠けていた人/ 秋吉敏子、トミー・フラナガン、ソニー・クラーク、ケニー・ドリュー、デイヴ・ブルーベック、ジョージ・シアリング、レイ・ブライアント、セシル・テイラー、小曽根真。 この辺になるとよく分からない人がならんでいる。 まあ、一般人にとっては、限界といった所なんでしょう。 エディ・ヒギンズとジェリ・アレンの評価が意外と低い。 買おうとおもったのだが、「要試聴」といった所なのか? これまで、クラシックのピアノ音楽は、あまり好きになれずに聴いていなかった。 なにせ、モーツアルトを食わず嫌いしていたのだから、仕方がない。 そのためか、ジャズ・ピアノの面白さに驚いていたりする。 小川隆夫の長年にわたるジャズ奏者との交流。 奏者にふれつつ語る姿は、なかなか格好良い。 なにを買ったらいいのかを考えるときにはよい参考書でしょう。 マイルス・デイビスとジョン・コルトレーンを買わんか!!と友達に迫られる日々。 ピアノからぼちぼち広げていこうか、と考えております。 価格: ¥924 (税込) 評価: ★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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