1874047 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

書評日記  パペッティア通信

PR

Calendar

Category

Favorite Blog

自民革命党の一党独… New! GKenさん

古本屋さんの聖地「… New! KUMA0504さん

─ 灼熱 ─ HEAT1836さん
余多歩き くれどさん
tabaccosen breton005さん
ミョウの魅 stadanさん
ぶらぶらブラジル日記 Gaobrazilさん
沖縄でよんなよんな sinarsinarさん
りゅうちゃんミスト… りゅうちゃんミストラルさん

Comments

山本22@ ブランド時計コピー 最高等級時計 世界の一流ブランド品N級の…
山本11@ 最高等級時計 店舗URL: <small> <a href="http://www.c…
よしはー@ Re:★ 小島毅 『近代日本の陽明学』 講談社選書メチエ (新刊)(09/26) 作者の独善性、非客観性をバッサリ切り捨…

Recent Posts

Archives

Oct , 2020
Sep , 2020
Aug , 2020
Jul , 2020
Jun , 2020
May , 2020
Apr , 2020
Mar , 2020
Feb , 2020
Jan , 2020

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

May 10, 2005
XML


3年間、音沙汰なし。
出版されていたことさえ、知らなんだ。
ごめんなさい、森岡先生。

おいら、その存在そのものを忘れていました。
そのブランクのためか、読んでもちっとも分かんない。
3巻を読み直す羽目に。
2度手間…


豪華絢爛たるスペースオペラ。
アーヴ種族と人類の共存は崩れた!!
「アーヴの人類帝国」VS「三カ国連合」。覇権をかけた星間戦争の決着は!
ラフィールの弟もちょっと活躍!!帝国は大ピンチ!!
5巻を乞うご期待!!


本当にこの調子で終れるのか?
永野護『F・S・S』(ファイブ・スター)化してない???これ…


この作品の面白さは、SFにあるのではない、とおもう。たぶん。
人間の関係性の描写。彼の他作品とくらべても、この部分が抜群にいい。
最近、読んでないので断言できないけど。

そもそも種族を異にしている二人。
女帝の孫、王女ラフィールと、父親が故郷の惑星をアーヴに売り渡したため、
アーヴ貴族に叙せられたジント。

男女二人の恋? 否!ちょっと違う。
たえず皇帝を目指し修練するラフィールと、その役にたちたいジント。
恋に回収されることのない「敬意」からでてくる、二人の間の微妙な距離感。

彼女はどこまで飛翔することができるのだろう。

功績をあげ、その美しい姿のまま彼女が帝位につくとき、
ジントは老いさらばえている。恋を断念していながら、なお揺れるジント。
ただ上をめざしているラフィールが、庇護者のつもりで彼に振舞う好意。
この2つのすれ違いの残酷さが、たまらなく心地よい。

ほかにも、アーヴ種族の描写もいいとおもう。
アーヴ種族は、秩序に逆らえない。上下の規律は厳しい。反逆もない。
アーヴ種族は、かれらの帝国に無条件に自己を一体化させています。
しかし、その毒舌は上司にむけて見まわれています。毒舌は親愛の証? 
こんな不思議なアーヴ種族の生態を、
ソフトにせずゴツゴツとした肌触りのまま、切り出してきてくれます。
スペースオペラとしては、隔絶した質をもちえている、とおもう。
さまざまなSF設定など、フェイクにすぎないとおもう。

アーヴ種族がどこまで活写されぬけるか。
思わず、そこに関心をもってしまう。

R・A・ハインライン『宇宙の戦士』は、
国家と個人によこたわる不透明性を「戦士」の共同体でのりこえようとする、
SF史上屈指の意欲的な作品でした。

「アーヴの人類帝国」にみられた「透明」な共同体は、
ただの種族の遺伝子で終ってしまうのか。

その辺を楽しみにこれからも読んでみたいとかんがえています。

評価 ★★★
価格: ¥546 (税込)

人気blogランキング






Last updated  May 16, 2007 02:41:42 PM
コメント(3) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


トラバありがとうございます。   たぬき さん
はじめまして、たぬきです。
ご挨拶が遅れました。

本当にこれは続きが待ち遠しいと言うか、まだ続くのかい!っていうか。
ちょっとばかし短すぎですねぇ。
もうちょっと厚みが欲しかったですねぇ。
たぶんこのシリーズを書くには、作者にも相当の体力が要るんじゃないかと思うんですが。
でも頑張って完結させて欲しいですよね。 (May 15, 2005 01:14:20 PM)

Re:トラバありがとうございます。(05/10)   春秋子 さん
たぬきさん

>本当にこれは続きが待ち遠しいと言うか、まだ続くのかい!っていうか。
>ちょっとばかし短すぎですねぇ。
>もうちょっと厚みが欲しかったですねぇ。
>たぶんこのシリーズを書くには、作者にも相当の体力が要るんじゃないかと思うんですが。
>でも頑張って完結させて欲しいですよね。

全く同感です~
ラフィールファンなもので…

タイラーのアザリンがあの状態では、もう彼女に麗しい女帝になってもらうしかないのに(女帝はパコパコなんて言わないと信じたい)、いつになったら終わるんでしょうか…(泣)
(May 15, 2005 08:47:37 PM)

遅くなりましたが…   ルーン さん
トラックバックありがとうございました。
私も、これを読む前に前巻を読み直してから読みました。
「次はそんなにお待たせしないでしょう」森岡氏もあとがきに書いておられますから、多分大丈夫でしょう…
では。 (May 30, 2005 08:43:06 PM)


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.