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テーマ:囲碁全般(751)
カテゴリ:スポーツ・ゲーム
![]() ▼ とりあえず、おめでたいので、コッソリと祝福します。 おめでとう! ▼ 実力制第6代と書いたけど、正確にいえばちがう。 家元制の本因坊は、実力のない人間がつくことがあっても、江戸時代以来、すべてを定先以下に打ちこまなければならない「名人碁所」の地位は、隔絶する実力がなければ就任できない。 ▼ 江戸時代は、本因坊算砂、中村道碩、安井算知、本因坊道策、井上因碩道節、 本因坊道知、本因坊察元、 本因坊丈和の8名。 明治以降、名人碁所はなくなった。 でも、「名人」は残った。 明治の名人は本因坊秀栄、大正~昭和にかけては本因坊秀哉。 21世本因坊秀哉が本因坊位を返上、引退をおこなって、現行のタイトル戦が始まった。 名人位になれなかった悲運の棋士は多い。 ▼ すべての碁打ちの理想、名人にして本因坊は、実力制以外にない。 でも、『坂田一代』などを読むと、名人位がタイトル戦の名前になって以降、初代の実力制名人・本因坊になった坂田栄男の喜びが伝わってきて、やっぱり「実力制」と呼んでおきたいなあ。 ▼ 名人・本因坊は、高尾で6人目。 坂田栄男以降、林海峰(台)、石田芳夫、趙治勲(韓)、張栩(台)の5名。 ▼ 趙治勲以降は、読売棋聖戦が始まってからになるし、「棋聖・名人・本因坊」の3つを制覇することを「大三冠」といって、趙治勲が2度達成しているけど、歴史や伝統の重みがまるでない。 だからこそ、名人本因坊はメデタイ。 小林光一なんて、3度も「大三冠」を狙って、本因坊戦に挑戦したけど、とうとうなれなかったものね。 小林光一なんて、歴代最強棋士の一人なのに。 ▼ 以前の4名の棋士は、囲碁史に残る最強棋士揃い。 張栩だって、世界タイトルをとってるし、絶対囲碁史にその名を残す………高尾大丈夫なのか?? ▼ 国際戦、高尾は本当に弱い。 中・韓の若手棋士に負けてばかり。 弱ったなあ。 ▼ これまで日本の名人といえば、小林光一、依田紀基、張栩と、 国際戦に強い棋士だらけだったのに… ▼ それに、本因坊位にせっかくついたのに、自ら雅号を決めて「本因坊○○」を名乗る慣例が蔑ろにされているのはどうなのよ。 本因坊坂田栄寿、高川秀格、加藤剣正とか、みんな名のっていたのになあ。 林海峰・趙治勲先生を始めとした、「雅号」を決めない棋士の天下が長すぎたのか。 高尾紳路には付けてほしいよお ▼ 書評サイトなので、こっそりと応援。 本当は11月5日に書いてるけど、2日に入れました。 メンゴ! ▼ 明日は、キオスクで『週刊碁』買わないと…… ▼ それにしても、それにしても…… ▼ 依田に名人本因坊なって欲しかったなあ……2年前…… ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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