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『僕と彼女と彼女の生きる道』の主人公、小柳徹朗は、決して悪人じゃない。決して、悪いお父さんじゃない。
“子どもの気持ちをわかっていると思い込んでる”“自分を親らしい親だと思い込んでる”当り前の親だ。 そして、徹朗は今の世の中、ウジャウジャ存在しているんだよね…。 親に嫌われまいと良い子を演じる娘。 これも、ドラマだけの話じゃない。悲しいほどにその数は多い。 ドラマの終盤、小雪が言った台詞。 「子どもは、親に懐いてるんじゃない。捨てられるのが怖いだけだ」 ……すごいせりふ書いちゃったな、この脚本家…。 そうなんだよ。 実際、子どもの思いを理解しない、理解しようとせずに行き違い、心が離れていく親子はたくさんいて、傷つく子どもがたくさんいる。 ……まだ、マトモな感想は書けそうにない。 ドラマの中で、凛を演じたあの子の表情が、いろんな子どもたちの顔とダブるんだ。 でも、ひとつだけ言えること。 このドラマが、最終回へ向けてどう飛行し、どう着地するのかはわからない。 でも、いいドラマだと思う。いいドラマになって欲しいと思う。 子どもたちのために。それぞれの子どもたちにとって、たった一組しかいない親のために。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 7, 2004 06:58:58 PM
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