カテゴリ:カテゴリ未分類
全日本の選手は、今頃荷作りの真っ最中かな・・・。
いや、もう荷作りは終わって、ゆっくり過ごしているのかな。 吉原選手は温泉かな? 明日からは、全日本の合宿。 それぞれのチームの顔から、日の丸を背負ったひとつのチームの顔へとみんな変わっていくんだろうな。 そして、5月には最高の試合を見せてくれることを、期待してます。 それから、全日本に選ばれていない選手たちも、5月の黒鷲旗で、最高のパフォーマンスを見せてくれること、期待してます。 さて、話は変わるんだけど、最近まったく映画を観ていないことに気づいた・・・。 WOWOWで録ったビデオは山と積んであるのに(遅かれ早かれ床が抜けるだろう)、なんだかとにかく最近、夜になると眠くて眠くて仕方がない。 ・・・誰だトシだなんて言ってるのは!!(被害妄想。やっぱりトシか?) 春眠暁を覚えず、ってやつだろうか。 以前の日記で、「私は、自分の好きな本しか読まない天邪鬼」だと書いたが、映画についてもまったく同じことが言えるから困ってしまう。 好きな映画は何十回も・・・それこそ、『ニュー・シネマ・パラダイス』のように何十回、というのは少ないけど、十何回、数回、繰り返し観た、という映画を数え上げたら切りがない。 その代わり、“話題の映画”“観客動員数”という言葉には反応が鈍い。まったく困ったちゃんだなあと自分でも思う。 もともと、映画を好きになったのは、子どもの頃、日曜の夜だったかな?NHK教育でやっていた「名画劇場」を親と一緒に観たのがきっかけだったと思う。 『カサブランカ』とか『哀愁』とか、『ローマの休日』『第三の男』『ライムライト』とか、モノクロの映画が多かったけど、ナンだろうなあ、ストーリーは当時よくわかんなくても、子ども心に、女優さんの美しさとか、音楽の美しさとか、ものすごく感動した覚えがある。 そのあと、高校生くらいになった時、レンタルビデオ屋さんが多くなってきて、昔TVで観た古い映画を今度はわざわざ借りてきて観たりして、それがきっかけだったのかなあ。 やっぱり、子どもの頃にしっかり刷り込まれたものって、大きいと思う。子どもだからわかんないから子供だまし、じゃなくて、子どもだからこそいいものを見せたりする事って大事だと思う。 絵本だって、本当にいいものは大人が見たって感動するんだから。 だから、私にとって、子どもの頃、いわゆる『名画』と触れるきっかけがあったというのは幸運な事だったのかなあとも思う。 でも、あの頃・・・小さい頃観たきりで、それっきり観ていない映画があって、レンタル屋さんにもなくて、ちょっと観たいなあと思っている映画があるんだけど。 やっぱりモノクロで、かなり古い映画。『かくも長き不在』っていうんだけど。 確か、ヒロインは戦争未亡人(時代背景からして第2次世界大戦)。片田舎で、酒場だかホテルだかを切り盛りしてて、言い寄ってくる男もいたりするけど、やっぱり夫が忘れられない。 ところがそこに、死んだはずの夫にそっくりな男がやってくる。しかもその男は記憶喪失。男はそこにしばらく滞在することになって、男の世話を焼いたりしているうち、ヒロインは男が夫に違いない、と疑うようになる。 で、やがて男が去る時がきて、ふたりは思い出にダンスを踊る。男が夫だという事に確信を持ったヒロインは、去っていく男の後ろ姿に、夫の名前を叫ぶ。 名前を叫ばれ、一瞬記憶が甦った男・・・いや、夫は、ヒロインの声を戦争時代の敵の声と錯覚し、恐怖から道に走り出て、車にはねられてしまう。 一命は取り留めたものの、夫の記憶はもうそれ以上甦ることなく、傷が癒えると、夫は再び去っていく。 「きっと必ずまた帰ってくるわ・・・」と、見送るヒロイン。 こんな話だったと思う。 私は当然まだガキンチョで、初恋もまだだったけれど、なんて切ない話なんだ!!と思った記憶があるんだよなあ。 ああ観たいなあ。 誰か知りませんか? 『かくも長き不在』。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|