安岡正篤一日一言t 2月17日 貴賤
世のため人のために役立つ意義・効果の偉大なるものほど、
それは貴い職業であって、若しそういう意味に於ける内容がないとすれば、
如何に生活が豊かに出来ても、
これは賤しい職業と言わねばならんのであります。
と同時にそれに従事するのは人間であります。
如何に貴い職業でも人によって賤しくなる。
たとえ賤しい職業でも、人によっていくらでも貴くすることが出来る。
従って貴賤は職業にあるのみならず、それは又人間にもあるということであります。
*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言
六中観 [正篤 ]
忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。
甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右
「私は平生窃(ひそ)かに此の観をなして、
如何なる場合も決して絶望したり、 仕事に負けたり、屈託したり、
精神的空虚に陥らないように心がけている。」と。
安岡 正篤(やすおか まさひろ)
1898年(明治31年)2月13日-1983年(昭和58年)12月13日)
陽明学者・思想家。
安岡には政界だけでなく、財界にも多くの心酔者がおり、
三菱グループ・近鉄グループ・住友グループ・東京電力など
多くの財界人をも指南していたとされる。
終戦時、昭和天皇自身によるラジオ放送の終戦の詔書発表(玉音放送)に加筆し
原稿を完成させたことから皇室からも厚い信頼を受けていた。
数々の伝説を残し、政界・財界・皇室までもが安岡を頼りにしていたことから
「昭和最大の黒幕」と評される。
安岡正篤一日一言 心を養い、生を養う
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人物を修める [ 安岡正篤 ]