安岡正篤一日一言5 8月9日 木の五衰
「木の五衰」ということがある。「木の五衰」の一つは
「懐の蒸れ」。枝葉が茂ることだ。枝葉が茂ると風通しが
悪くなる。そうすると、そのために気が弱る。弱るから、
どうしても根が「裾上がり」つまり根が浅くなってくる。
根が上がってくる。そうすると生長が止まる、伸びなくなる。
頭(梢)から枯れてくる。これを「末枯れ」という。
末(うら)というのは梢(木末)という意味だ。梢が枯れて
くると「末止まり」生長が止まる。その頃から、いろいろの
害虫がつく。「虫食い」。
*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言
六中観 [正篤 ]
忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。
甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右
「私は平生窃(ひそ)かに此の観をなして、
如何なる場合も決して絶望したり、 仕事に負けたり、屈託したり、
精神的空虚に陥らないように心がけている。」と。
安岡 正篤(やすおか まさひろ)
1898年(明治31年)2月13日-1983年(昭和58年)12月13日)
陽明学者・思想家。
安岡には政界だけでなく、財界にも多くの心酔者がおり、
三菱グループ・近鉄グループ・住友グループ・東京電力など
多くの財界人をも指南していたとされる。
終戦時、昭和天皇自身によるラジオ放送の終戦の詔書発表(玉音放送)に加筆し
原稿を完成させたことから皇室からも厚い信頼を受けていた。
数々の伝説を残し、政界・財界・皇室までもが安岡を頼りにしていたことから
「昭和最大の黒幕」と評される。
安岡正篤一日一言 心を養い、生を養う
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人物を修める [ 安岡正篤 ]
・成功とは、情熱を失わずに失敗を重ね続けることである
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