◎暴漢対策～ほんとに使える護身術

★★★ほんとに使える護身術★★★◎今回は、暴漢対策として、誰にでも実際に使える護身術を　伝えようと思います。 　まず、大人数に囲まれた時には、逃げるが勝ちです。　もし、逃げ切れず、追い詰められそうなら、　細い路地で、壁を背に立ち向かいましょう。　 　そして、立ち向かうと決めたら、　全神経を集中して、相手の、初めの攻撃を予測しましょう。　まず、十中八九、いや、９９．９％、　暴漢は、顔を拳で殴りかかってきます。 　そして、大体、テレフォンパンチであることが多い。　テレフォンパンチというのは、『今から右の拳で、あなたの顔を殴りますよ』　ということを、相手に悟られるパンチの事です。　だから、予測するのは難しくありません。 　　そして、相手の攻撃を予測したら、次は、　相手の攻撃が始動し始める瞬間を見極める事が大切です。　 　これも、大体見てれば判ります。 　　そして、ここからが大切なポイントなのですが、 　敵のパンチが始動し始めてから、　そのパンチが自分の顔面に当たるまでの間に、　自分が後ろへ下がるのではなく、　前へ踏み込むのです!! ここが、最大のポイントです。　この時、真っ直ぐに前へ踏み込むのではなく、どちらでもいいので、　斜め前へ踏み込むことが重要です!!　つまり、相手の横ギリギリをすり抜けるつもりで踏み込んでください。 　　実は、パンチを相手の顔面へ当てるというのは、　とても難しいのです。　攻撃の始動開始の直後に、急に標的が急接近してくると、　敵の頭の中では、　『殴るぜ!!』という命令と、　『防御だ!!』という命令が、　ぶつかりあって、フリーズしてしまいます。　これは、目を突かれそうになった時に、思わず反射的に目をつぶってしまうのと同じで、　一瞬にして体の筋肉、特に攻撃しようとしている腕の筋肉が、　硬直して、ストップしてしまいます。 　そして、斜め前へ一瞬で思い切り踏み込むと同時に、　自分の手を広げて、　相手の顔を掴むか、相撲の張り手のように押してください。　そして、敵の真横を通り過ぎながら、　そのまま、敵の顔を押し続けてください。　 　敵は、そのまま、のけぞって、ひっくり返ります。 　この時、敵の左横を通り過ぎる時は、　右の張り手で。　右横を通り過ぎる時は、左の張り手で、　敵の顔面を押し続けてください。 　足は、摺り足で、歩くくらいのスピードで十分です。　スピードよりも、自分の手のひらで、　しっかりと敵の顔面をつかむほうが、大切です。　拳で殴る必要は、全くありません。　よっぽど、武道を訓練した人でなければ、　拳はなかなか相手の顔にヒットできないものです。 　それに、拳で殴ると、過剰防衛となり、　正当防衛が認められにくくなります。 　もう一度、順を追って説明します。 １、敵の攻撃(右拳)と同時に、自分の左足を左ななめ前へ一歩踏み出す。２、そのまま右足を左斜め前へ踏み出しながら、右手で敵の顔をつかんで押す。３、そのまま敵が仰け反って、仰向けに倒れるまで、顔面を押し続ける。 　しかし、敵が背中を地面に叩きつけられても、　頑丈な人の場合は、すぐに起き上がってこようとするので、　その時は、股間を蹴りあげましょう笑　女性の暴漢の場合、９９％、背中を地面にたたきつけられたら、　呼吸困難になります。戦闘不能になります。 　　股間を蹴っても、まだ立ち上がろうとする男性暴漢の場合は、　踵で、上から体重を掛けて、　肩から腕の付け根辺りを、踏みつぶすつもりで、踏み抜いてください。　ここまですると、相手は戦意を喪失します。 　なぜ肩から腕の付け根を狙うかというと、　この部分は、内臓が無いので、どんなに踏みつぶしても笑、　命の危険が無いからです。 　ただし、腋の下辺りをハイヒールで踏み抜いてはいけません!!ここには、腋下動脈という、太い血管が通っています。　ここの血管を傷つけたら、致命傷になります。 　この方法が、暴漢には最も効果的です。　一般的に、よく、後ろから抱きつかれた時には、踵で相手の足を踏み抜いて、とか、　肘鉄を喰らわせて、とか、ありますが、　実際に襲われた時には、なかなかそう冷静に、対処できません。　特に、女性は。 　　しかし、前述した方法であれば、　思い切りの良ささえあれば、やってみると、案外簡単に、　暴漢を撃退できます。 　主婦仲間同士で、是非、訓練してみてください。　ＤＶを受けている奥さん！！　特に、頑張って、覚えましょう！！　一度、ギャフンと言わせれば、もう二度と、　暴力をふるわなくなりますよ。　ただし、今までの仕返しとばかりに、　やりすぎないように！！ 　命に危険の無いところだけ、狙ってくださいね笑　中国では、女性でも、カンフーを習います。　日本人女性も、見習って、実戦で役に立つ武術を身につけましょう！！　でも、カンフーは、あまり実戦では役にたちませんけど・・・ 　ちなみに、これは、合氣道の技です。　奥様友達同士でやる時は、ふかふかのベッドの上へ倒す練習をすると、いいですね。　平手で顔を押すだけですから、　実戦と同じスピードでやっても、首を痛めることも、ありませんし。 　あと、ポイントをあげるとすれば、 ２、そのまま右足を左斜め前へ踏み出しながら、右手で敵の顔をつかんで押す。　という動作の時、押しながら、斜め下へ顔面を落とし込むつもりでやると、　効果的です。 　それではまた！！ 心のデザイン国際大学http://www.hdi.jp/