ブラジル:THE 冬ファッション=悲惨<<<ブラジル:THE 冬ファッション=悲惨>>>サンパウロの冬の寒さは非常に波がある。 昨日まで 猛暑だったのに、今日は突然風ビュンビュン、気温10度以下低下なんてこともざらなのです。こういう気温の変化が多い季節は 子供がよく風邪を引く。その子供の面倒を見ている親も 風邪が移ってしまう、厄介な季節。 まともな暖房器具がないこの国の冬は 本当に堪える。 暖房器具を買おうと電器屋へ行っても まともな暖房器具がない。 電力の弱い温風器のみ。これには参った。 そして洋服屋には まともなセーターがない。 見るからにまさしくアクリル製ってカンジの セーターばかり。暖かいセーターが買いたければ サンパウロから車で2時間ぐらい走った観光地、カンポス・デ・ジョルダンまで いかなければならない。(実際、サンパウロも探せば当然あるけど 皆口々に カンポス・デ~へ 行けばいいのがあるという) サンパウロの寒い日の人々の格好には悲惨なものがある。 クローゼットの中の暖かい服をかきあつめて全部着て見たといった印象。毛羽立った ふるーい コートに これまた毛羽立った アクリルセーター。 カシミアなんて きっと 存在しない。(見たことないし) それ以前に モヘアとか アンゴラでさえも 見たことないぞ。 でも よく考えてみると、本当に寒い日って 一年に2週間もないかも。それなら たった2週間のために 暖房器具を買ったり、お洒落なコートを買ったりってのも 無駄…という考え方もできる。 今日もブラジル人は 数十年前に購入した毛羽立ったコートで 街を闊歩している。 ジャンル別一覧
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