BRASILの独り言

2012/04/06(金)20:49

サンパウロ・インテリア事情

サンパウロの生活(81)

ご無沙汰しています。このごろ超忙しいです。 仕事納め、アパート完成(日本では分譲マンションというのでせうか)、ボランティア手伝いなどが同時に重なってしまったため、えらいことになっております・・・。(泣)  さて、先週から家具探しを始めました。 サンパウロでは 引越しをする場合、完全に住み易い状態にしてから移る場合が多いです。 ださださなケチケチの私は 引越ししてしまってからぼちぼちと家具も買い換えればいいと 呑気に構えていたのですが、日本語の生徒さんたちの話によると、 * もう白いペンキが塗ってあるにもかかわらず、壁は気に入った色に塗リなおす。 * 専門の人に頼んで、クローゼットを壁に作ってもらう。 * ソファ、ディナーテーブルなど古い家具は新しいものを買う。 * 当然、システムキッチンを業者に頼んで作ってもらう。 のだそう。 実際、知り合い達もほとんどが、引越しとともにインテリアをリフレッシュしています。 そして、サンパウロの新築アパートの場合、 * 床なし(コンクリートむき出し) * 便座なし * トイレの流し及びキッチンのキャビンなし * バスルームのシャワーの水が飛び散らないためのボックスなし * 洗濯を干すための設備なし * 当然ランプなし とナイナイづくしなのであります・・・。(泣) さすがのケチな私でも、どうにかせねば住むことができない状態。 よって、泣く泣く家具屋、業者めぐりをしているのであります。 大急ぎで、旦那とあちこち廻り、システムキッチンと 部屋のクローゼットを作ってくれる専門会社TODESCHINI社で契約してきました。 →キッチンはこんな感じです。テーブルはついてません。色は全色白にしました。 →クローゼットはこんな感じ。はちみつ色調の木材に 白いファイバーガラスの扉がついています。 *このサイトに 画像多いです。 テーブルは TOK&STOK社で購入する予定。 どんなのがいいかなあと悩み中です。 できれば都会的なモダンなのがいいなあと思っているのですが。    というふうに、結婚を控えているカップルも、まずアパートを借りるか、購入したあと、クローゼットやシステムキッチンを作ります。家具も電気製品も一年ほどかけて揃えたあと、結婚式!といった具合です。 やっぱりこれは 中流の上レベルの人に限りますが、こういった人たちは びっくりするほど気長に結婚準備をするんですね。 アパートは契約したあと、普通管理費をかなり払わなければならないんですが、それを払っても、住む環境がきちんと揃っていない場合、絶対に移り住まないのですから驚きです。  私の生徒の中にも来年結婚しようとしている人が三組もいますが、皆去年から一年以上も準備をしています。  私が思うに、女性たちが  「結婚はしたいが、家事はぎりぎりまでしたくない。」 と、ぎりぎりまで婚約者との生活は避けているのではないのかと。(笑) 母親との生活は ラクだし、自立したくないんでしょ。 きっと男性達はすぐにでも一緒に生活したいと思っているのだろうと思うんですがね。  私の生徒の中の一人が 今年初め、念願の一軒家を購入しました。 そして、毎週のように家具屋を訪れ、少しずつ家具や電気製品など買い足していき、住み心地のよい環境を作っている矢先でした。  先月、その家に泥棒が入ってしまい、電気製品をごっそりと全て盗まれてしまったとのことです。 たいそうがっかりしていましたが、その二週間後、またもや泥棒が入り、さらに物をとられたとのこと。 彼女との生活もまだ始まっていないのに。 こういうこともあるので、やっぱり一軒家での生活は怖いです。 * ブラジル システムキッチン業者 もう、山ほどありますし、各地域にいくつか点在しているほどですが、フランチャイズ展開している、有名メーカーの紹介です。 この手のフランチャイズメーカーは次の三つが有名です。 順に値段も品質も下がっていきます。 1. DELLANO 雑誌によく広告が登場。有名人を使っての贅沢な紙面展開から見て、高いんだろうなあということは想像できますが、パッと見は TODESCHINIとあまり変わらないような気がします。 ただ、ひとつひとつの棚や引き出しのサイズが大きく、スマートに作ってあるので、大きい家用という感じ。 2. .TODESCHINI  我が家のキッチンはここのものにしました。 クローゼットもここにしようとしたのですが、後日の日記にあるように 寸法が合わなくなってしまったので、キャンセル。 3. ITALINEA TODESCHINIよりも 扉の板が5ミリ薄いんだそう。それがどうした?と思う方はここで全然OKでしょう。 見た目は同じですから。

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