ドラム式洗濯機故障「F19」を修理
自分で修理できました! HITACHIのビッグドラムスリムという洗濯機。突然「F19」というエラーメッセージが出て動かなくなった。 2012年に上海から東京に引っ越した時買ったので、10年8ヶ月使っている。4〜5人家族の洗濯物を10年以上洗ってきた。東京に来てからもう10年すぎたのね〜などと感傷に浸っている場合ではない。この年末年始に洗濯機がないのは辛い。 前に故障した時、水が排水されず糸くずフィルターの蓋から水が漏れて大変だった。ホースを外し排水溝の付属品のところに詰まっていた靴下を見つけ解決した。 しかし今回は排水管から糸くずを排出しても改善されない。ドラムが動こうとすると止まってしまう。エラーメッセージの「F19」は「メイン基板、あるいは基板用冷却ファンの不具合の可能性があります。」とのこと。これはもう自分ではどうにもできない。修理をお願いすることにした。 くらしTEPCO 住宅設備•家電修理サービスに毎月300円払って加入している。3〜4年くらい前にも一度修理してもらった。しかし、今回は購入から10年過ぎてるからと断られた。 わぁ、もう10年すぎたのね・・と言っている場合ではない、有償で修理すると5万円を超すらしい。買い換えるしかないのかと、新しい洗濯機の物色を始めた。 主人と新しい洗濯機を買いに行こうとしていた日のお昼、エラーメッセージ「F19」を自分で修理した人のブログを思い出した。その方は修理したのではなく、洗濯機の上部を開けて大きなコントローラー(コンピューターユニット)の箱の裏側にある冷却ファンの羽が回るのを確認しただけで動いた、と言っていた。ホコリなどで動かなくなる事もあるらしい。早速ドライバーで上部のカバーを外し、コントローラーの裏側にある冷却ファンを見つけた。綿棒の先を濡らしてホコリを丁寧に取った。羽根は回るが微妙に引っかかるので、枠部分をよく見たらちょっと粘着質のシールの痕のようなのがポツンとついている。これが原因か〜。今度は綿棒に洗剤をつけて根気よく拭き取ったらスッキリきれいになった。ファンもスルスル回る。電源を入れるとドラムが回転した!復活!!年末年始の余計な出費を回避できた!あれから2回ほど洗濯乾燥モードで洗濯してみたが、問題なく動いてる。嬉しくて回るドラム内で洗濯物がガシガシ洗われるのをつい眺めてしまう。これからは新しい衣類などに貼ってあるシールちゃんと確認しなきゃ。今回は洗濯機復活したけど、さすがに10年過ぎたらいつでもまた故障する可能性は高い。しかも、使えてはいるけど、ドラム内のプラスチック部分は突起一つとネジカバーが取れている。これは自力で修理できないし、部品交換もできないらしい。ホコリフィルターも1箇所穴が空いて布テープで塞いでる。毎回きれいにして下さいと書いてあったので付属のブラシでホコリを取っていたが、それに対する耐久性はないようだ。新しい洗濯機を本気で探すきっかけになり、まぁよかったのかも。とりあえず、洗濯機動いてよかった。「ママは洗濯機もなおせるんだね」と、子供達に尊敬された。