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被災地から愛を込めて世界へ キセキの心の復興プロジェクト 未来予想図実行委員会

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生活習慣改善で脳卒中リスク低減

生活習慣を変えれば、脳卒中のリスクが大幅に低減する――こんな研究結果が米バーモント大学(バーリントン)内科教授のMary Cushman氏らによって報告され、「Stroke」6月6日号に掲載された。

Cushman氏らは、45歳以上の米国の黒人と白人2万3,000人近くを対象に、米国心臓協会(AHA)が提唱する簡単な7つの方法(Life’s Simple 7:運動する、コレステロール・血圧・血糖値を管理する、健康的な食事をする、健康的な体重を維持する、禁煙する)を用いて脳卒中のリスクを評価した。

5年間の追跡調査期間中、432例に脳卒中が発症した。脳卒中のリスク予測では7つの因子すべてが重要な役割を果たしていたが、血圧が最も重要で、血圧管理が不良の被験者に比べて理想的な被験者では将来の脳卒中リスクが60%低かった。また、喫煙癖がないか、研究開始の1年以上前に禁煙した被験者ではリスクが40%低かった。

被験者のLife’s Simple 7スコアを不適切(0~4点)、平均(5~9点)、最適(10~14点)に分類した(1点上がるごとに脳卒中リスクは8%低減)ところ、最適群のリスクは不適切群より48%、平均群より27%低かった。全体では黒人のスコアが白人より低かったが、スコアと脳卒中リスクの関連性は黒人と白人で同様だった。Cushman氏は、「黒人の脳卒中による死亡率は白人のほぼ2倍なので、この研究はこれらの因子の改善が重要であることを強調している」という。(HealthDay News 6月6日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=677075
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