ココロの森

2005/04/03(日)20:58

書く。ということ

散文・つれづれ(92)

アタシって文才がないなあ、と 最近つくづく感じる。 特に長文。        書けない。      書きたいのに 書けない。 小学生の頃から  書くこと と 描くこと  が 大好きだった。 ウチの学校では 『自由研究』のような時間があって その時間は自分の好きなことをしてよい時間だった。 私は 絵本を創作していた。 とても楽しい時間だった。 中学では 予備校の講義中に詞を書いていた。 高校では 文芸部に所属して 文化祭で部員の作品を小冊子にして配った。  いつも 書くことは楽しかった。    楽しいから 書いてきた。  でも いつからか     書くことが 辛くなってきた。  楽しいけれど 辛い。     「気持ち」に 言葉が追いつかない。       自分の才能のなさに 落ち込んだ。      自分のアタマにあるもの、 ココロの中にあるものを  言葉で表現しきれない。 勿論 全部を表現するのは無理に決まってるんだけど その微妙なニュアンスを伝える 言葉のセレクトのセンスが   アタシには ない。 友達にも ほんの一行のメールで 原稿用紙一枚分くらいの ニュアンスやビジョンを伝えられるヤツがいる。  かなわない、と思う。     足りない言葉のかわりに     アタシは行間で 気持ちを伝える。    「白紙」の部分が  アタシの気持ち。          見えないトコロが ホントの気持ち。

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