2006/08/02(水)14:15
第参回 あぶらまつり(前半)
誤植のあらぶまつりが現実に!
第参回 あぶらまつりが開催された
東京・新木場の ageHaは
いつものオシャレなクラブムードから一変、
駐車場には縁日屋台、青空には万国旗が翻り、
会場は文字通り、まつり一色に染まっていた。
「あぶらまつり」を御存じないかたのためにカンタンに説明すると
あぶらまつりとは、
a-bra:z(アブラーズ)という、
元ちぇっかるず楽器陣4人が結成したアマチュアバンドが主催する
毎年夏の恒例イベント。
a-bra:zライブだけではなく、楽しい仲間たちとのセッションあり、
屋台あり、DJあり、射的なんかも楽しめる 最高に楽しいお祭りだ。
今までは毎年、
夜8時頃スタート朝5時終了のオールナイトイベントだったのだが
今年はちょっと趣向を変えて、
夕方4時から夜10時にかけての6時間コース。
年々歳が上がって体力に限界を感じてきているファンのみんなも
老体にムチ打つことなく参加できる 身体に優しいイベントだ(笑)
今年のタイムスケジュールは
16:00~17:00 1st セッション
17:00~20:00 インターバル(屋台で休憩タイム)
20:00^22:00 2nd セッション
うむ。
これなら夜通しあちこちに設営されたステージ間を
走り回って踊りまくって 最後にぐったり疲れ切った
昨年、一昨年とは違って 無理なく余裕で楽しめそうだ。
約2000人入る会場で、私の整理番号は1200番台。
これは到底、前の方で見るのは無理と
最初からあきらめて、
皆がステージ前の場所とりに殺到するのを横目に
のんびり グッズやら屋台やらを眺めてまわる。
今回のグッズはTシャツ、手拭い(上の写真)、
そして謎の品目、「ズビズバ!」
ズビズバって、なんね?(←博多弁)
と近寄ってみると、
なんと これがメンバーの「着せ替え人形」。
(紙を人型に切り抜いて、
同じように紙を切り抜いた洋服を
人形にひっかけて着替えさせる、あれ)
「おうちのふじいくん」
「ステージのふじいくん」
「ミニタリーふじいくん」
などがあり、
小道具として 楽器やサングラス、帽子もついている。
顔の表情も様々に着替えられるようになっていて、
40過ぎの兄貴たちのアソビゴコロに
売場前で 思わずぷっと吹きだす。
売り子のおねいさんに
『本日の売れ筋でございます♪(にこっ)』
と 勧められるも さすがに¥1200で買う気は起きず。
毎年買っていたTシャツも、
今年のデザインは、どうみても
その筋のひとたちに声をかけられそうなデザイン
(ある意味、カッコ良すぎ)で、
関西では絶対 着て歩けなさそうなので却下。
仕方なく、手拭いだけを購入し、首に巻いてフロアに入場。
いつもの穴場の、何故かいつも空いているスペースも
今回ばかりは埋まっているだろうと思いつつ、行ってみると
あらん?? 何故かやっぱり空いてるわ。
というわけで、ステージからかなり近い場所を確保。
よし。 今年も踊るぞ!!
16:00 1st セッション スタート。
「今回のまつりは全曲、
今までライブで一度も演ったことのない曲ばかりです!」
との宣言に場内が沸き返る中、
まず a-bra:zだけで この秋発売のアルバムから4曲を披露。
a-bra:zの曲は、歌がない、インストばかりで 私は大好きなのだが、
今回のアルバムは、また更にオトナな感じでカッコイイ!!
途中 タイトル未定の曲のタイトルを
演奏後にファンの多数決で決めたりして
(「夜の東京」に決定w)
ああ、やっぱりこの一体感がたまらない!!
続いて 一昨年亡くなったa-bra:zリーダー、
サニー徳永こと、クロベエの在籍していたバンド、
TYPE IIのボーカル、隈さん登場。
ぱっと見、屋台で焼きそば焼いてるのが似合いそうな普通のおっちゃんだけど、
声は渋い!!!
プレスリーのカヴァーがハマル。
『レイディ・マドンナ』なんて前奏だけで大興奮!
60年代70年代のロックンロールで 異常に盛り上がる。
嗚呼、同年代って 素敵♪(爆)
続いてゴーグルエースのエリクリちゃんが紅いチャイナドレスで登場♪
かわいい~~~~~!! 色っぽ~~~~~~~い!!(*^^*)
私も三十路で あれくらい色っぽくなりたあ~い!!!(爆)
ゴーグルエースは 実はヨーロッパツアーもやったりしている実力派。
昭和歌謡のかほりを漂わせつつ、
しっかりきっちり、音にロック魂がある。
「♪あなたなしでは 生きていけない~
(とかいう内容の昭和歌謡だった) 」
と あつく、熱く!歌いながら
a-bra:zのメンバーに擦り寄って 絡み、流し目チラリ。
女性ボーカルと絡むのは 今回が初めてのアブラメン。
享氏がめっちゃ照れていたのが印象的ww
歌もさることながら、ドラムも上手い エリクリちゃん。
1stセッションの締めは 彼女のドラム。
昭和歌謡の流れで
超B級アングラGSの名曲 『スケート野郎』!!
(試聴できます。勇気のあるかたのみ、こちらから ※12曲目)
この曲を初めて聴いたのは
享氏がDJをしていたFM局の深夜番組。
埼玉県から飛んでくる弱い電波を必死に捕まえながら
『俺たちゃ紳士だ 手袋してる~』の一節に
夜中の三時に涙を浮かべて大笑いした、
『武内享ワールド』全開の一曲。
(試聴だと、一番盛り上がるところで切れてしまっているので
雰囲気が伝わらず 残念至極)
何故 夏祭りに『スケート野郎』?とも思うが
この季節感のなさがまた 享氏好みの宇宙っぽさだ。
私的には 大好きな曲なので
ひとりで きゃあきゃあ騒ぎまくり、
フロアの隅っこで大盛り上がりだったのだが
そういうひとたちは ごくごくわずかで
コアな享氏ファンではない、おおかたのひとたちは
この曲のノリをどう受け止めていいのかわからず
ラストの曲だというのに 呆然と立ち尽くすのみ。
うーん、この曲
違う意味で「滑ってる」なー (笑)
と思ったところで 前半終了。
後半の日記は また明日ww