2008/05/24(土)15:51
F-BLOOD TOUR 2008『Ants』in ZEPP OSAKA初日
連日『アレ』にうなされ続けて知恵熱が出たらしい(爆)
体温計の数値にショックを受けるといけないので(笑)
あえて熱を計らずに、だるい身体を引きずり大阪の僻地にある会場へ向かう。
いつもは一人参加だから、本当にだるければ寝ていることもできたのだけれど
今日はそうはいかない。
私が参加できない明日のライブチケットを買い取ってくださるMさんと
会場で待ち合わせをしているのだ。
mix◯のFブラ(F-BLOODの略)コミュで、私の書き込みに応えて下さったMさんとはこの日が初対面。
私より10以上もお若い、小学校のセンセイで
まだ教職について二年目なのだそうだ。
何故、そんなに若い方がFブラのライブに??と不思議に思って訊ねてみると、
「小学校6年生のときに、TVで『懐かしのヒットソング』みたいな番組を見て
すっごいカッコいいひとが写ってたから、母にこの人誰?って聞いたら
『ちぇっかーずのフミヤ。もう解散してるよ』と言われて、それから・・・」
お話をうかがいながら体調もあいまって軽く目眩を覚える私。
私がはじめて雑誌でデビューしたばかりの彼等を見たのは中学生のときだよ・・・orz
(その写真の尚之が、当時好きだった人にそっくりだったのでファンになったw←安直)
あまりのジェネレーションギャップにたじろぎつつ、
「でも、フミヤはTVとか露出が多いからわかるけど、
尚ちゃんのファンとかは、なんでファンになるんだろう?
ライブにも高校の制服着て来る子いるけど(←本当です)どこからファンになるの?」
と問うと
「わたしの後輩は尚ちゃんファンなんですけど、
ライブとか行き始めてからお兄さんがフミヤさんだって知って「おお~!」って思ったって…」
・・・もはや言葉がない。
自分が一気に老人になった気がする
噂によると、今回のツアーチケットは結構余っていて
(ライブハウスなので前で見たいファンが悪い番号を売りに出す)
価格が暴落してるっていうのに、
彼女は決して良番とはいえない私のチケットを定価で買ってくれた上
「今日も少しでもフミヤさんを前で見たくて、500番台のチケットも買っちゃったんです♪
なので、私のチケット、余ってるので、もしよかったら・・・」
と、私より300番も前のチケットを譲ってくれようとする。
いやいや、私は後ろでゆっくり見るからいいよ、と気持ちだけ受け取っておく。
なんて、なんて素直ないい子なんだ!
自分のチケットは売らないで持っていたのか?
いまどきこんな正直な子がいるのか!!と感動する私。
整理番号の呼び出しが始まって
500番台の彼女と別れたあと(丁寧にお辞儀をして去って行きました。笑顔が可愛いかった)
ひとりで道ばたにぽつんと座っていると、
見ず知らずのおばちゃん(私よりかなり年上)が
「あなたのもってるチケット、何番?」
と訊いて来る。
今、何番を呼び出しているのか知りたいのかな、と思って、
「15XX番ですけど、入場はまだ400番台ですよ^^」
というと
「じゃ、これ、あげるわ」
と、差し出されたチケットがなんと 26X番!!!
ええ~~~~~~~~~!!!!! なんで???
めっちゃ良番じゃないですか!もらえませんよ!こんなの!
「ええのええの。 友達が急に来れんようになってな。
持ってても無駄になるだけやから、あげるわ」
ええ~~~~~! でも、でも、、、、なんか、、、
「なんだったら、私ものあげるから、さっきのお友達とふたりで前で見て来る?」
いやいやいやいや!!!そんなわけには!!!
「じゃ、お友達にあげてもええわ。
とにかく、それ、いらんからあげる」
ひゃーーーーーーーー!!! ありがとうございます~~~~!(感涙)
何度もお礼を言って
(動揺していて、ちゃんと言えなかったのが心残りです。
あの時のおばさん、ありがとうございます )
このチケットは絶対、Mさんにあげよう!と即断した私。
急いで入場列を探して、無事彼女にチケットを渡せました^^
終演後、メールをもらいましたが、喜んでくれたようでよかった♪♪
私も10年前のFブラライブで、最前列当てて(!)間近でみたふたりにすごく感激したんだよね~。
その感動を、あの時の私と同年代の彼女も味わってくれたみたいで
なんだか私まで嬉しくなっちゃいました。
- * - * - * -
前置きがえらく長くなりましたが ^^;)
ここからライブレポです(笑)
会場は2000人くらい入る、広めのライブハウス。
チケットが余っているときいてたわりには、二階は勿論、後ろまでぎっしり。
これ以上入れたらぎゅうぎゅうで踊れない、これが限界!ってくらい。
場内には、10年前同様、Fブラのロゴ入りのフラッグが揺れています。
10年前とは逆に、ステージ向かって左が尚ちゃんと聞いていたので、
一段高くなったフロアの、左のマイクスタンド正面あたりをゲット。
a-bra:zの時の尚ちゃんは、いつも反対側の享氏の方を向いてプレイするので
今回もやや兄寄りにしようかな、と迷ったけれど、
PA卓があって場所が狭かったので断念。
が、この判断がバッチリで、尚ちゃんは珍しく?ずっと真っ正面を向いて唄ってくれて
もうもうもう!!! 尚ちゃんったらそんなにまっすぐ私のこと見つめないで~って
またまた十分に勘違いを堪能させていただきましたっ!!!(≧m≦*)
アナウンスがないまま会場暗転。メンバーがステージへ。
衣装は、兄がグレー&茶系?のアーガイル柄のVネックカーディガンに白のポロシャツ。
ボトムは、昔のちぇっかるずを彷彿させる(笑)水色×グレーx茶の細かいチェックのパンツ。
一瞬、「え?もうすぐ夏なのにカーディガン?」と引く私(笑)
尚ちゃんは濃いめのサングラスにピンストライプのブルー(グレイ?)のシャツに黒いベスト。
ボトムはグレイのスーツパンツ。
そして兄弟お揃いで黒いハット。
尚ちゃんはこういうスーツ&サングラス姿が最高に似合う!(≧m≦*)
『DOWNTOWN12』からライブスタート!
尚ちゃんのソプラノsaxと兄のブルースハープの掛け合いが絶妙!
さすが兄弟!
そのまま
『世間知らずな膨らみ』『破滅の週末』
と続きます。
もうツアーも後半戦だからか、ふたりとも声が良く出ている!
そして珍しいことに、この日は一回も歌詞を間違えなかった!!!
他のアーティストでは当たり前のことかもしれませんが、この兄弟では奇跡に近いです!(笑)
ここでMC。
小さい頃、兄が弟の口にあめ玉を押し込んで窒息させたという
ちぇっかるず時代からのファンにとっては有名なエピソードを披露。
兄「あれでおまえが死んでたら、Fブラはなかったなw」
弟「っていうか、あれは殺人未遂ですよ!」(会場爆笑)
兄「あれでおまえが死んでたら、うちの両親はもう一回がんばったかもしれんw」
弟「でも弟じゃなくて、妹がよかったでしょ?」
兄「いや、前、女装したとき(ちぇっかるずでw)思ったより可愛くなかったんで(爆)
妹じゃなくてよかったよ。大体、あの母ちゃんから可愛い妹が生まれるわけない」
弟「母方のおばさんなんて、ジェームス・ブラウンにそっくりなんですよ!」(場内大爆笑)
兄「おまえ、おばちゃんのこというな~~~~~~~!!!」
続いて『I』『指輪』と、10年前のアルバム曲。
尚ちゃんボーカル『太陽の唄』では、
今、まさに唄おうとした弟の後ろで段差に座って休憩している兄を見つけた弟が突然
「おいおい、ひとりで休憩すんな!」(爆)
この日、曲をやり直したのは、この一回だけでした
『Serendipity』『寝顔』の後、
東京ライブではやらなかったという『今夜の涙は最高』
ミラーボールのような星屑の照明の中、
♪どんな時も どんな時も お前を愛していたよ
と手を広げて歌い上げる兄と、それに応えるようなsaxのメロディ。
顔を隠すように帽子をかぶり直し
♪ぼろぼろで歩いてく 朝まで続く道・・
帽子を浅めにかぶり直し、肘を曲げ腕で涙を拭うように
♪今夜の涙は最高
フィンガースナップ。足でとるリズム。
嗚呼、あの時のままだなあ。
ちぇっかるずの郁弥のままだなあ。
酔っぱらいの歌が続いたということで
「飲みながら唄うと、こう、なんていうか、喋りも面白くなるし(爆)
音にも声にも艶が出るっていうんですかねえ? ねえ?」と
暗にアルコールを催促する尚ちゃんに応え、ギネスを持参する舞台監督(笑)
続いて尚ちゃんの口笛だけの歌『口笛』
そして『鼓動の夜曲』『Ants』
そして尚ちゃんボーカル『路地裏のカラスたち』。
♪俺を(親指を立てて自分を指す) 好きに(その手を外へ) なれるかい?(抱きしめるように広げる)
と、私目線で歌い上げられ
もっちろんですっ!!! (≧m≦*)
っていうか、もう好きになってますっっ!!!
と、ココロの中で飛び跳ねる私(←馬鹿)
その後、
『運命-SADAME-』『カモなのかも』『I LOVE IT! ドーナッツ!』『SHOOTING STAR』
とアップテンポ曲が続き、大盛り上がりの場内を見ながら
再来週最終日の自分の整理番号を想って戦慄する(700番台)
最後の曲は私が大好きな曲『hand in hand』
そして「このツアーでは毎回変わる」と噂の(笑)アンコールは
『白い雲のように』『100Vのペンギン』『Count up '00s』『恋するPOWER』
だったのですが、
が、が、が!!!
ライブ後に張り出されたセットリストに表示された曲目は・・・
に注目!
間違ってるじゃん!!!
『You Love…』は、私がすごくすごく聴きたかった曲なのに~~~~~~!!!
なんでやってくれなかったのおーーーーーーーー!!!