1月の読書まとめ
体調不良だったとはいえ7冊は少なすぎる…でもラストの島本理生さんの上下巻が普通の本5冊分に相当するくらいずっしり重かったのでまあこれでも頑張った方、と自分で自分を慰めてみる2011年1月の読書読んだ本の数:7冊読んだページ数:1555ページ【送料無料】いちばんここに似合う人価格:1,995円(税込、送料別)読了日:01月04日 著者:ミランダ・ジュライ少し風変わりで妙なコダワリを持った人たちの孤独が凝縮された短篇集。佳作。【送料無料】詩ふたつ価格:2,940円(税込、送料別)読了日:01月06日 著者:長田 弘タイトル通り2編だけの詩画集。宝箱に仕舞っておきたい様な一冊。【送料無料】穂村弘ワンダーランド価格:1,575円(税込、送料別)読了日:01月09日様々な人たちの穂村氏評。頷くものもあれば首を捻るものも。【送料無料】星座から見た地球価格:1,575円(税込、送料別)読了日:01月18日 著者:福永 信バラバラに点在する4人の人生の一瞬を別の星から見てみたらきっとどんな一瞬も星座のように意味を持ったひとつの繋がりになっている。一人でも孤独じゃないんだ、誰もが。【送料無料】今朝の春価格:620円(税込、送料別)読了日:01月27日 著者:高田 郁すれ違っても、届かなくても。「雲外蒼天 」を、澪も、読者も、信じてる。 【送料無料】アンダスタンド・メイビー(上)価格:1,575円(税込、送料別)【送料無料】アンダスタンド・メイビー(下)価格:1,575円(税込、送料別)読了日:〈上〉01月29日 〈下〉:01月31日 著者:島本 理生20代にしてデビュー10年目の書き下ろし。初の上下巻組。まさに今までの彼女の作品の集大成といった感。今までは過去の傷故に心身共閉ざしてしまう女性を描くことが多かったけれど今回は過去の傷故、あまりにも自分を守る術を知らない女の子が主人公。「どうしてそういう風にしか生きられないのか」を思春期時代から順を追って丁寧に丁寧に描いている分その傷の深さが白い皮膚の下からくっきりと浮かび上がってくるよう。「たすけて」の一言が言えない彼女たちの心に切ない程寄り添って描かれた10周年に相応しい島本作品でした。