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テーマ:囲碁全般(745)
カテゴリ:囲碁
今日は本来ならNHK杯は加藤正夫九段と張栩本因坊の対局だったんですね。だから、「攻めの加藤・ヨセの加藤・加藤正夫名誉王座の棋歴」が放送されたんでしょう。
出演者は木谷門下の同窓会という感じで、大竹英雄、石田芳夫、趙治勲、小林光一、武宮正樹。まとめ役はNHKアナウンサー、ああ、名前が出てこない。おじさまばかりの番組でした。 内容は内弟子時代の話やプロになってからのこぼれ話をはさんで、各出演者が加藤九段と対局した大一番を解説するというもの。大竹九段が解説者なら、聞き手に武宮九段と5人が持ち回りで聞き手を務めるという珍しい場面が見られた。 だがしかし、1時間40分で、思い出話を入れて五局並べるのだ。もちろん、最後まで並べるわけじゃないし、変化を説明することも少ない。しかし、対局中継よりずーっと速いし、打った本人が並べるのですいすい進んでしまう。頑張って五局並べたけど、印象に残っているのは武宮九段が大石を殺されてしまった一局。プロでもこんな大石、タイトル戦で死んじゃうことがあるんだと驚いた。この間の棋聖戦第二局の黒石より多かったと思う。 加藤正夫九段は日本棋院の理事をあと何年か務めたら、対局に専念して、棋聖を狙うと言っていたそうだ。まだまだもっと打ちたかっただろうと思う。ご冥福をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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