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カテゴリ:最近読んだ本
この本は「あらしのよるに」の作者木村裕一さんの童話の書き方入門だ。でも、童話を書きたいと思っている人だけじゃなくて、他の人が読んでも元気が出てくる言葉がいっぱいあった。私は「十年続けられるかどうかが才能」という言葉が印象に残った。
よく言われる言葉だけど、そのあとがあった。 つまり、こういうものをやりたいと思ったら、そういうものができるまでやり続けるのだから、いつかは絶対できる。それを途中で諦めるからできないだけで、できるまでやめなければいいのだ。そういう考え方でいれば、成功する。続ける才能のない人がやめるだけの話で、人によって、それが短い時間でできる人と、長くかかる人がいるだけの違いだと思えばいいのだ。そう思える人ができる人だ。 でも、本当のことを言うと、たぶんできない人はいる。その人は、初めから『絶対できる』とは思っていない人だ。 私には10年、続けられなかったことと続けられたことがある。その続けられなかったことのほうを今もくよくよと後悔している。続けられなかったことのほうが意味のあることだと思いこんでいるところがある。後悔したところで続かなかったことは取り返せない。それよりも10年以上続けられたことに目を向けるほうが建設的だろう。 帰省の新幹線の中で半分、今日、留守番をしながら残り半分を読んだ。来年は今まで10年以上続けられたことと今続けたいと思っていることを大事にしよう。これが私の来年の抱負。 ![]() 「あらしのよるに」は読んでないんだけど、この本を読んで読みたくなった。順序が逆だね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月31日 23時19分35秒
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