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カテゴリ:最近読んだ本
川又千秋はほとんど読まない作家だけれど、「三百字」という言葉に惹かれて購入した。本文を300字以内でまとめたお話が三百字小説。
買ったのは1年も前なんだけど、最初の3,4編を読んで止まっていた。どうにもオチがわからない話があって、進めなくなっていたのだ。今回読み直しても、オチがわからなかった話は相変わらずだったんだけど、それはおいといて、最後まで読み通してみた。 後半のほうが面白かったなあ。川又千秋の作品のほうはSFっぽいのはわかるんだけど、そうじゃないのはちょっとね。 読者から作品を募った三百字小説集も出版されているんだそうだけれど、川又本も読者本も新本ではもう手に入らない。出版社が無くなってしまったらしい。この本のネタになった「極短小説」というのがあるのだが、これも翻訳は手に入らない。原作の"The world's shortest stories"は楽天では品切れ中だけど、Amazonでは取り寄せられるようだ。この本はきっかり単語55語で書いてあるのだそうだ。原作、読んでみようかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月25日 00時01分07秒
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