マイルストーンと資本政策

当社に依頼いただく業務の中で、資金調達支援の件数がかなり増えてきています。 現在、資金調達環境が厳しい中で、エクイティファイナンスの場合の株価評価も 当然厳しくなってきています。 厳しさの中身と言うことでは、株価自体の評価が厳しくなってきていることと、 もうひとつは、企業の事業展開や製品の開発状況の進捗度合い（マイルストーン）と 企業価値拡大シナリオ、そして資本政策との整合性が厳しく見られる、ということが 挙げられます。 ・どのように収益を拡大したり、製品を開発していくのか？ ・それがどうして企業価値拡大に結びつくのか？ ・タイムスケジュールは合理的か？ ・投資家にとっての出口（売却機会）はどこか？ ・それぞれのマイルストーン到達を前提として適切な株価が想定されているか？ などを考えながら投資家とのコミュニケーションを進めていくことになります。 もちろん大変な作業ではありますが、投資家とベンチャー企業とがお互いに理解を 深めていくためには有効な作業であると捉え、前向きに取り組んで行きたいと思います。 ブログランキングに参加しています。応援（クリック）お願いします！