MBAネットワーク講演会
MBAネットワーク21の分科会であるファイナンス交流会の講演会に、国内を代表するPE(Private Equity)ファンドの代表者をお招きしました。PEファンドとしてはさきがけ的な存在で、ファンドとしてのサイクルもまわした実績もある会社であり、内容はかなり充実したものでした。これはファンドの性格次第のようですが、計数管理能力をベースに持ちつつ、事業戦略、オペレーションの部分まで足を踏み込み、多面的な価値創造を行うことで高いパフォーマンスを実現する、というアプローチは私のようなベンチャーの世界にいるものにとっても参考になります。企業経営はいわば総力戦であり、性格の異なる資産、多岐にわたるプロセスを通じて価値が創造されていきます。ブレイクポイント株式会社でもクライアント企業のバリューツリーを書くことが良くあります。それに基づき、多面的な価値創造手段の中から最も核心をつく方策を立案し、実行支援することの重要性を、違った角度から認識することが出来ました。