センター試験は守る試験
センター試験は守る試験 「センター試験で8割以上取りたいんですけど、取れたり取れなかったり、ムラがあるんです。」だいぶセンター試験の過去問で点数が取れるようになってきた受験生に共通するのが、得点のムラがあること。良い場合は80%以上できても、悪い場合は70%もできない。受験生は自分の悪いときの記憶が強く残るので、このような不安に襲われてしまうことが多いんです。難関大学・医学部を目指す受験生にとっては、センター試験では成功することよりも、失敗しないことが肝心です。要するに、いつも通りの成果を得られれば、二次試験に臨めるという訳です。しかし、よくある失敗は、センター試験で果敢に高得点を取ろうと攻めの姿勢になることです。満点を取ろうとこだわって、他の問題にまで使う時間が無かった。それが大失敗の原因となり得るのです。だから、センター試験では、950点自分は持っていて、その中からどれだけ得点を守りきれるかということです。950点全てを守りきる必要は無く、ピンチの場面には、ある程度の犠牲も覚悟しておく必要があります。最小限の失点で、二次試験につなぐこと。それがセンター試験の位置づけなのです。果敢に攻めていって、四方八方を敵に取り囲まれないようにしましょう。 全てを守るのではなく、大事なものを守るその姿勢が必要です。