ACARSをハンディ機とWACARSで受信してみる
またもや、さぼりぎみのブログですが、久しぶりに書くと思いきや、マニアックなネタで申し訳ありませんw。最近、航空無線のACARSというのにはまっておりますので、そのネタです。航空無線関連の品揃えが豊富アペックスラジオ Kinetic Avionic SBS-1 バーチャルレーダー (輸入状態) 二次監視レーダーのSSRを受信して、位置情報を表示するSBS-1ACCと同じように航空機の位置がわかる。 航空無線ハンドブック(2006年版) 初心者にもわかりやすい解説があり、付録のハンドブックは周波数やコールサインなども載っていて便利。 ABF125 VHF航空無線用バンドパスフィルタ VHFの航空無線で、テレビやその他の業務無線の混信が抑えられる。 AOR DA753G 超広帯域 コンパクトディスコーンアンテナ(特価) 75~3000MHzの広域アンテナ特価で残りあとわずか... ACARSは、航空無線でのデータ通信で、本来は専用のモデムがないと解読できないのではありますが、パソコンの音源に入力して復調するソフトウェアモデム(送信はしないので、ソフトデコーダかな?)を使って受信をするのを趣味とされている人も多い(航空無線を聞いている人のなかでは)と思います。この手のソフトウェアだと、フリーウェアとなっている「WACARS」を利用している人が多いと思います。このソフトは既に有名なのでここであえて紹介するまでもありません。この「WACARS」を使っている人の中にうまくデコードできないということも多く、苦労されている方もいらっしゃるようです。ネット上でいろいろ見てみると、I社やA社のレシーバーではだめとか、オンボードの音源だとだめなど、いろいろな意見があるようですが、個人的に何がどうだめなのかというのを調べた結果です(あくまでも、特定の環境での結果であり、すべての結果を意味するのではないことを予めお断りをしておきます)。受信機は、前にアンテナを折ってしまったw、IC-R3で、アンテナは外に設置しているディスコーンで音源は外付けUSBのものを使いました。受信機はPCから約50センチほど離していますが、音源を接続した状態でPCからと思われるノイズはほとんどありません。ハンディ機にこの手のアンテナをつけると混信しやすいのですが、受信した131.25では特にありませんでした。この状態でWACARSでデコードしたところ、デコードに失敗したと思われる文字が表示されるのは、1割ぐらいでそのうちの一部は輻輳しているようです。3時間ぐらい受信したところ(都内某所ですが)、西は中部、小松、北は新潟、佐渡、山形、仙台辺りまでの位置情報を示しています(南と西は大島から木更津、羽田、成田、大子?ぐらいまでぐりぐりでよくわかりませんw)。という話だけでは、単なる受信報告にしかなりませんので、ここからは本題です。本当は失敗した信号がどんなものか見てみようとしましたが、うまくいきません。とりあえず、デコードしている信号はどんなものかをみたところ、気になったことは2つあります。IFの帯域の幅通常のAMの受信機だと6kHzが普通ですが、ACARSの場合もっと広いほうがよいとされていますが、それはどういうことかというと...この画像はIC-R3で受信した信号で、青いほうが音源で取り込んだ波形です(緑のほうは無視してください)。ここは、ACARSの冒頭ビットシンクところですが、左側が2400Hzで右が1200Hzの信号です。明らかに振幅が違います。おそらく、フィルタなどの影響で2400Hzが抑制されていると思われます。AGCがない?こちらの画像もIC-R3で受信した波形ですが、ちょっと弱い(多分Sが3ぐらい)信号ですが、振幅も小さくなっています。画像はありませんが、立ち上がりの波形がきれいなので、おそらくAGCはないかほとんど効いてないと思われます。WACARSは、比較的大きな振幅があったほうがデコードに失敗しない傾向があるので、AGCで振幅をそろえたほうがよいです。AGCを入れると波形が乱れるので入れないほうがよいとお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、ビットシンクまでにAGCが安定するのであれば、入れたほうがよいです。最初の「ピー」が長いのはAGCが安定するのを想定しているわけです。というわけですが、続きはまた... 受信機人気NO.1 IC-R5モービルセットSP ALINCO DJ-X7 薄型ハンディレシーバー(特価) VR150 (オプション4点付) ハンディ受信機 (限定特価) VR-150の特価のやつ、ちょっとほしかったりしてw