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カテゴリ:子ども・おうち・自然
![]() ムネアカタヒバリ posted by (C)bride619 先日見かけた、春らしい色合いになって来たムネアカタヒバリ。 小雨混じりの暗い中、デジスコでも限界距離という条件でお手上げでしたが 幸いあまり動かずにいてくれたので、一応証拠写真を... 昨年秋までは、JUSTタヒバリ以外には このムネアカタヒバリしか見た事が無かったのですが、 この冬は一気にタヒバリ三昧となりました。 ちょっと古い写真を引っ張りだしながら、振り返ってみます。 ![]() マミジロタヒバリ posted by (C)bride619 まずは、秋の渡りシーズン後半の11月初旬に 目の前に出て来てくれたマミジロタヒバリ。 これが、タヒバリな冬の皮切りになりましたね。 これは通過個体で、この一度きりになってしまいましたが 詳しい様子は、11月2日の日記に掲載しています。 ![]() マキバタヒバリ posted by (C)bride619 その約2週間後には、大ヒットとなったマキバタヒバリが登場しました。 こちらも詳しくは、12月27日の日記に掲載しています。 ![]() マキバタヒバリ posted by (C)bride619 結局、この一帯で越冬してくれたのですが 最後まで手強い鳥で、私も数えるほどしか見る事ができませんでした。 またあまりの行動範囲の広さと、時期によって印象が異なる事から 複数個体説まで出ていましたが、真相は分からずじまいです。 ![]() サメイロタヒバリ posted by (C)bride619 こちらはまだ、ブログにアップしていませんでした。 地元ではありませんが、これまた珍しいサメイロタヒバリ。 同じような写真が何枚か撮れただけでしたが、これも忘れられない鳥です。 西日に照らされて、ちょっと色が分かりにくいですが 背中の色がとっても薄く、また胸から腋の斑も細くて薄いです。 前からの写真が撮れなかったのが残念... ![]() サメイロタヒバリ posted by (C)bride619 なお、JUSTタヒバリ(亜種japonicus)は 国内分類ではWater Pipit (Anthus spinoletta)とされていますが 欧米ではBuff-bellied Pipit (Anthus rubescens)とする考え方が一般的。 なので、このサメイロタヒバリ(Anthus spinoletta blakistoni)は 国内ではJUSTタヒバリの亜種と言うことになりますが 欧米分類では別種扱いとなります さらに、Water Pipitの直訳的に用いられるミズタヒバリという名称と 亜種blakistoniに付けられた正式和名サメイロタヒバリが交錯して 実にややこしい事態になっています。 この情報が発達した時代に、欧米とは分類が違うと言うのが なんとなく面白いです... ![]() サメイロタヒバリ posted by (C)bride619 国内でどのくらいの記録があるのか、よく分かりませんが 日本の図鑑にはまず載っていない鳥で、今回の飛来も貴重な記録です。 どれも本来なら、鳥見暦2年余りの私の手には負えない鳥ですが 偶然マキバタヒバリを見つけてしまった事と 詳しい大先輩方に恵まれたおかげで、冬中これらの鳥を追い続け ついには、洋書のタヒバリ&セキレイ専門図鑑まで購入するに至りました(爆) 来年の冬もまた、いろんな鳥が見られますように♪ (JUNE) |