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カテゴリ:木村藤子さんとの対面
用紙を書き終え、待合室に入った。そこには10名ほどの相談者がいた。
一番前にはテレビがあり、ちょうどビリーズブートキャンプwのような通販番組のCMが 流れていた。病院よりも暗く重苦しい雰囲気。なによりも皆無言で座っており、 それぞれからあまり好ましくないモノが出ているような感じがした。 一番前の椅子に座ったが、ヒシヒシと伝わってくる重さ・・・ 出来れば御祓いをしてもらいたいと思ったが、しかたなく廊下の椅子の端に座ることにした。 20分ほどした頃であろうか。だいぶその場の雰囲気に慣れ始め、落ち着いてくると 次第に不思議な優しい暖かさのようなものが感じられてきた。 ちょうどその時、奥の扉が開き、木村藤子さんが部屋から出てきた。 たぶん休憩のためだと思うが、こちらに来たのであった。 木村さん「あら?出来れば中でお待ちになっていただきたいのだけれども。」 私「いやぁ、その・・・お邪魔のようでしたら申し訳ないですが・・・。こちらで 待たせていただくことは出来ませんか?」 木村さん「来る方のなかには、やはりこちらの方が良いと仰られる方もいますし、どうぞ。 うつむきかげんで帰る方もいると思いますがあまり気にせずに・・・」 というような事を言って、関係者以外立ち入り禁止のリビングルームに入っていった。 これが私と木村藤子さんの交わした最初の会話である。 第一印象は、あれ?ネットで書かれているような気分屋でイライラしているときは 怖いと書かれているのとは違うぞ!! どちらかというと優しいし、来る前に感じていた 微笑むように暖かな目でこちらを見る木村藤子さんそのものであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.15 17:45:39
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