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カテゴリ:あれから・・・
就職活動を再開したものの、なかなか就職先が見つからなかった。それは中退ということと、何よりも自分自身の中にあるこだわり、プライドがあまりに高すぎているためであった。毎日転職サイトをチェックするものの、実務経験がないことから来る自信のなさ、プライドの高さから来る仕事のえり好み、未来に対する不安から来る社会生活への恐れと絶望。それらに囚われなかったのは木村藤子さんに御会いして1ヶ月くらいだけであり、あとは自分に自問自答する日々が続いていた。あの時、何故、どうして・・・というように。 実はその時の生活を送るきっかけとなった出来事があった。それは今から一年半前のことである。その人生のターニングポイントで私は今の状況につながる道を選択せずに、上手に立ち回り良い就職先を探そうと思っていたのだった。けれども、ある人物の悪気がない嘘に似た発言を信じて私は今の状況につながる道を選択したのだった。 時々外には出るが、独りで家に閉じこもっているとどうしてもその事が残念に思えてならなかった。その人物は決して悪い人ではない。悪気があってそのような発言をしたのではないと私はわかっていた。そのため相手を責めようとは思わなかったが、何故、どうしてと本人からその発言について問いただしたいと思うようになっていた。 自分だけでなく他者にも落ち度がある場合、人はどうしても自分のことを棚にあげて他人を責めようとする。けれども、自分の心で乗り越えなくては平安は決して訪れない。私の予想になるのだが、木村藤子さんに相談に行ってよい答えをもらい頑張ろうと思った人の中には、次第にその気持ちを忘れていつもの生活に戻ってしまう人も少なからずいるに違いない。特に、何かしらの課題、乗り越えなくてはいけないカルマを抱え今世に生まれてきた者にとって、神様から指摘された心の問題はすぐに解決できるものではない。私にとってプライドの高さと飽きっぽさを乗り越えるのは非常に難しい問題だったのである。 心の葛藤で一日が矢のごとく過ぎ去る日々が続いたある日、
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Last updated
2008.07.27 10:08:07
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