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カテゴリ:児童書
これはタドキストの方からお借りした本です。買う前にまず自分で読んでみてよかったら買おうと思っていました、これは,「買い!」の本でした。長いのにとっても読みやすい、高校生、中学生には受けそうな本です。もちろん昔中高生だった人にも。 これはシリーズの1巻目ですから、中学生になった1日目から始まります。たいへんなんですね、中学生らしい服装、行動、ランチ、なにもかもなんだかパターンかされているようです。子どもっぽい格好をして行ったら笑われます。仲良しだったAddieはすっかり夏休み中に変身してしまって、こどもっぱいJennyを相手にしてくれません。 一緒にランチを食べようとしても、すわらせてもくれません。一人でランチを食べる姿を見られるのは大変な恥、Jennyは電話ボックスの中で食べます。 Cliqueという仲良しグループで何でも一緒,という息苦しそうな中学生の様子が見えてきます。 日本も今そんな風になっているのかもしれません。昔から「トイレ友達」というのはありました。トイレに一緒に行く友達。私にはそんな習慣はなかったのですが、昔はもっと自由だったと思います。 本をお借りしたまりあさんとも話したのですが、アメリカは自由な国と思っていたら、そうでもなくて、ある一定の枠の中で同じ行動をしないといけないというプレッシャーは日本以上ではないかと思いました。 昔勤めていた英会話学校には常時40~50人くらいの外国人教師が出たり入ったりしていましたが、仲良しになったアメリカ人の若い女性が言ってました。「日本人の女の子はいい!彼氏がいなくても変な目で見られたりしないから自由だ!」と言ってました。アメリカではボーイフレンドがいなというのはプレッシャーなのだそうです。つきあっていた彼氏と別れたばかりの彼女はかなりあせっていました。もちろんその当時私も全くのフリーでしたが,全然気にしてませんでしたから,アメリカ人って大変だなって思いました。 児童書はおもしろいです。ミステリーもいいですが、児童書はいろいろな意味で問題提起があったり、考えさせられるものが多いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.27 00:40:33
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