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イントゥ・ザ・ワイルド?-?goo?映画 ショーン・ペン監督の実話に基づいた映画です。 長男が1ヶ月ぶりに帰って来て、このDVDを持って来たので一緒に見ました。 長男はもうすでに見たというのですが、すごくいいから絶対見て!というので、予告編で見て悲しい映画であると分かっていたのですが、それでもいいから,と強く薦められて見ました。 本当に見てよかった! 大学を優秀な成績で卒業し、ハーバードのロースクールにも入れるくらいの成績を取った息子クリスに父親が新しい車を買ってやるというのを強く否定し、クリスは家を出ます。2万ドル以上のお金を寄付し、現金を燃やし、車を捨てて、体1つでアラスカを目指す旅に出ます。 ヒッチハイクしたり、列車のただ乗りをしたり、お金がなくなると農場で働き、ただアラスカを目指します。 旅の途中で出会う人々がすばらしい!それに、その人々との会話の端々に私はクリスはキリストか神か仏陀が乗りうつっているのではないかと思いました。こんな若者が、こんなに深く思考して語る言葉が心をうちます。 あまりに純粋な、真っ直ぐなクリスにとって両親の生き方はどうしても否定しなければならなかったのでしょう。物欲や虚栄心がはびこる社会を否定したかったのでしょう。 ここまで徹底してやっとつかんだ幸せの意味とか人生の意味、それを持って現実社会に帰ろうとしたクリスですが、自然は甘くはなかったのでした。 見終わって息子が「こんなふうに一生懸命に生きなくちゃだめだよね。」と言ってましたが、あまりに一生懸命すぎるのも親としては心配です。 どこかで妥協してでも生きていてくれたらそれでいいというのが親の願いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.29 11:55:55
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