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カテゴリ:児童書
総語数7832語 YL3.5くらい ずいぶん前に買って一度読んだのですが、それ以後誰にも読まれず、上の方が少し黄ばんで来てしまいました。Audible.comに音源がある事を発見、買って今度は聞き読みをしてみました。 なかなかいいのでご紹介します。 子どもの立場からすれば,たわいもないお話ですが、大人の目からみると、なかなかいいお話しです。 Maggieは小学3年生、筆記体を習う事になりました。Maggieは筆記体なんていらない、大嫌い、コンピューターで書くから必要ないと頑固に練習しようとしません。お父さんからはパソコン禁止を言い渡されて、学校では反抗的な態度をとって、お母さんが呼び出される羽目に。 こんな事でお母さんが学校に呼び出されたり、校長先生の所へ送られたりと、アメリカの学校って、かなり厳しいのですね。多分日本では、担任が家でどうしようと悩んで,一人で解決しようとするのでは? まあ,とにかく、Mrs. Leeperと校長先生の巧妙なテクニックがすばらしい。Message Monitorをと言う,伝言配達人を命じられたMaggieはMrs. Leeperと校長先生の間を何度も行ったり来たりします。そのメッセージはすべてMaggieの事がすばらしい筆記体で書かれています。なんとかそれを読もうとするMaggieです。 ガミガミ怒ったり、罰を与えたりするわけではなく、じっくり子どもに向きあう,Mrs.Leeperと校長先生の温かさがすてきです。 Audibleの朗読は速からず遅からず、聞きやすい女性の声です。 CDをつけましたので,大人の会員さんにも是非読んでもらいたい本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.09 01:00:10
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