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ウォルター少年と、夏の休日?-?goo?映画

心がほっこりする映画です。
主人公のウォルター少年役はシックス・センスや、A・Iでの名子役のハーレイ・ジョエル・オスメント君です。あのまぶしそうな目の表情はそのまま、大きくなってます。この映画も１０年近く前ですから今は立派な大人ですね。
この映画では声変わりした１４歳位の役です。時代設定もちょっと古い１９６０年代。

身勝手な母親に育てられて、時には孤児院にもいた事のあるウォルター少年は大叔父２人の家に置き去りにされる様に預けれてしまいます。
この大叔父たちは４０年間行方不明だったのですが、突然大金を持って帰って来たという噂です。お金目当ての親戚が現れたり、セールスマンが現れますが、ライフルで追い返すというすごいおじいさんたちです。

ある時屋根裏で美しい女性の写真を見つけたウォルターは大叔父の１人、ガーズからアフリカでの大冒険の話を聞かされます。この回想場面はまるでアラビアンナイトの世界です。なんだか嘘っぽいなあ、という印象をわざと見せているような！

徐々に心を開きお互い幸せにくらしました～、となることはすっかり分かっているようなお話展開ですが、それでもいいお話なのです。本当にどうなるかは見てのお楽しみです。

おじいさんたちが活躍した１９００年代初頭、この映画の設定の１９６０年代、この古びた何にもなさそうな田舎の景色、すべてがぴったりしています。
見終わった瞬間、おもしろかったー！とニコニコになってしまいました。

ところで、原題は"Secondhand Lions"です。いいタイトルです。Lionsであるところがいいですね。