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カテゴリ:英語絵本
子どもの絵本とは思えない内容です。ニューヨークのさびれたホテルでひっそりと暮らすSolomon は暖かい故郷の思い出を抱いて日々生きています。 ある時故郷の街の名前に似たカフェにふらっと立ち寄った事で日々が輝く様になって行きます。メニューに書かれていた一言、"dream"を彼はひっそりと心の中で注文し続けて。 すてきな言葉が溢れています。これを声を出して読むとほっこりと暖かくなります。 これもシンシア・ライラントさんの絵本です。Audible.comの朗読がしみじみしています。シンシアさんの子ども時代のお話だと思います。子ども時代は祖父母とともに、山の中で暮らしたということです。そんなに大昔ではないのですが、本当に質素な暮らしです。電気もなくランプの光で食事をし、井戸水を汲み風呂に入ります。蛇の入って来るような池でも気にせず水遊びをしたり。でも満ち足りた幸せな子ども時代です。 シンシアさんの絵本は子ども向けなのでしょうが、どれも大人も感動する物ばかりです。この2冊は特に大人こそが解る絵本だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.30 01:07:23
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