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2012.02.05
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カテゴリ:児童書


「お茶の時間に来たら」"The Tiger Who Came to Tea"ですっかり魅了されてしまって、この作家さんにも興味を持ちました。Judith Kerrさんはイギリスの作家さんですが、戦前にドイツから逃れた避難民だったのです。すでに90歳を超えたJudithさんはヨーロッパの大きなうねりの中で生き抜いて来た人だったのです。そんな彼女が書いた児童書です。
児童書ですから、難しい言葉を出来るだけ使わずに書いているような気がします。読みやすい文章です、微笑ましい所もいっぱいあって楽しめます。是非読んでみてみてください。

以下ネタバレあり、ご注意!!

1933年の選挙でヒットラーが台頭してきます。まだまだ楽観的に考える人も多く、まさかヒットラーの政党が第一政党にはならないと予想している人も多くいた時期に、有名な作家で学者であったお父さんの本が焼かれたり、著名人のパスポートが取り上げられるという情報を得て、一家は大急ぎでベルリンを逃れます。
 その後一家はスイスへ、その後はパリへ。一家は定住の地を求めて行きますが、フランスの出版社や新聞社からの仕事が減って経済的には困窮した日々を過ごします。
 そんな中でもAnnaと兄のMaxは子どもらしい楽しみを見つけて、友達も出来て学校生活も楽しみます。2年足らずの間にフランス語を修得して行く様子はさすが子どもの能力はすばらしい。

 Sarah's Keyを読んだ後にこの本を読んだので、このまま、パリに住んでいたら、Annaの一家(すなわちJudith Kerrさんの一家)はSarahの一家と同じ様な運命になっていたかもしれない、どんな風にイギリスに逃れたのだろうというハラハラする気持ちで読みました。

 それを思うとSarahの一家のように普通に慎ましく暮らし、自分たちをフランス人と信じ、フランスが守ってくれると信じていた人々にその後に起きた出来事はあまりにも酷いと思います。
 
 






Last updated  2012.02.05 14:48:36



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