中学生のクラスでQ&Aから作文へ
作文と言ってもたいした事ではなくて、まずは自己紹介からです。QA-100を使ってQ側になったりA側になったりして何回かやった後にこのページの中の内容をできるだけ使って自分の事を言ってみよう、とか、相手の事を言ってみよう、という練習をしています。簡単なようでなかなかスラスラとは行きません。日常的に英語で自分の事を話す事は皆無ですから、無理もありません。問題集では「私は~です」という文を日本語に訳すという作業はしても本当に自分のことではないし、またYouと言っても本当の相手のことでもありません。なるべく自然な状況で本当の事を表現しないと実際に使える英語にはならないのではないかと思います。フィンランドでの英語の授業を見て、教科書の内容の濃さにも驚きましたが、教室内でどんどん自分の考えを述べる時間があるという事です。これが大きな違いなのではないかと思います。QA-100やQA-200は簡単な物ばかりですが、なかなか役に立つのです。Does your father drive a car?という質問をすると1回目の時はYes, I do.という答えをする生徒が少なくありません。何でもYes, I do.かYes, I am.と反射的に言ってしまします。そこで、おとうさんだからHe でしょ,というだけですんなり理解してくれます。これを数回やってると、中学1年生の三人称単数なんて簡単簡単、すんなり進みます。紙の上だけの英語では理解の深さが違うのだと思います。