Collectionのお話♪ファイヤーキングとは・・・・アメリカのアンカーホッキング社(ガラス製品製造会社・現存)が1942~1976年にかけて大量に製造していた食器です♪ ☆ファイヤーキングとの出会い 2003~2005年まで夫の仕事でアメリカに住んでいました。同じアパートメントに住んでいたEさん、彼女のおうちで透け感のある緑色の素敵なカップ&ソーサーを目にしたのがファイヤーキングとの出会いです。あとからそれはアリスというシリーズだと知りました。 Alice C&S 「NYで探すアメリカンアンティーク」という雑誌もその家にあり、パラパラと見させてもらいました。 もともとアンティーク好きだったので、ネットで検索して近所のアンティークモールへと出かけました。最初に行ったのはとても小さな一軒家を改造したお店。オーナーのおばあさんが優しい笑顔で迎えてくれるお店でした。店の半分にはアメリカンカントリー調の雑貨が置いてありました。 アメリカにはこのような半分カントリー雑貨店になっているアンティークショップが多かったように思います。たいていの店にはアンティークショップのマップがあるので、それをもらい近所で一番大きなショップへと足を向けたのです。私の記念すべき最初のファイヤーキングは定番のジェードのDハンドルマグ(18ドル)です。 8oz mug ☆どこで買えるの?ファイヤーキング 1:アンティークショップ アメリカだと豊富にファイヤーキングに出会えそうな気がしますが、案外そうでもありません。 一つの町にいくつかあるショップをまわり、沢山のアンティーク品の中にごくごく一部置いてあるファイヤーキングを捜さないといけないのです。しかも状態が良くない場合も多いです。ひびやカケ、積年の汚れなど・・・汚れに関しては洗って落ちるかどうかの見極めが大切です。バーゲン状態のお値段なら汚れが落ちることを信じて買ってみたり・・。 一回足を運んでみて何もいいものがなくても、アンティークショップの次の仕入れを待って、また足を運ぶというように、とにかくまめにまわるしかないのです。1つのお店で1つファイヤーキングの美品を見つけられればラッキー・・といった感じ・・・まさに「出会い」です。20ドル以上のものは10%オフという店が多かったので、毎回安くしてもらっていました。申し出ないと安くしてくれなかったりします。お店の顧客になって年2回くらいあるセールの情報をハガキなどでいち早く知らせてもらうのも手です! 高速に乗って近隣の町までファイヤーキング仲間とともに遠出をし、いくつものショップをまわったのが、とてもいい思い出です。マップをみながら「ここは危険だからやめよう・・」とか話し合ったりして。日本人の多く住む町にいたので、ファイヤーキングのお値段は全米の中でも高止まりしている地域だったと思います。旅行などで行った先(日本人のあまりいない地域)で「ファイヤーキングを安く買えた」という友人が何人もいました。そういう地域をねらってみるのもいいでしょう。 2:アンティークマーケット 月に一回隣町で行われるアンティークマーケット(入場料有り)。ここなら確実にファイヤーキングに出会えます。それでも数多くのショップのなかからファイヤーキングを扱う数店舗を探し出さなくてはいけません。3つ買うから値引きして・・と店主さんに交渉してみたり。。。それもまた楽しい。 3:コレクティブルグラスショー 年に一回ですが、こんなピンポイントのショーがあるのが嬉しいです。ファイヤーキングだけでなく、パイレックスやヘーゼルアトラスなどのものがいっぱい。目移りします!!もちろん入場料がいります。入場料を倍払って開場の1時間前に入るという裏技もあるみたいです。 *入場料の必要なこれら2つの方法だと、商品を格安でゲットして入場料分を取り返さなければ・・・という気になります。 4:オークション おそらく一番安くファイヤーキングを手に入れられる方法だと思います。私が使っていたのはイーベイ(ebay)。Glass & Potty のカテゴリーからAnchor-Hocking_Fire-King を探せば色々出てきます。 (ショップをまわっても沢山の種類が見られないし、お値段がお高い。マーケットやショーも、ショップさんがブースを借りてやっているのだから値段は安くはありません。その上に入場料がいるので、やっぱり「高い」。) ネットオークションでは欲しい品がいくらで取引されているか見極めて、相手との「競り」で熱くなって高づかみしないように気をつけなくてはなりません。最初は競り負けてばかり・・・タイミングがとても難しいのです。(熱くなると実店舗より高く買ってしまうはめに・・・)そして送料も計算に入れておかなくてはなりません。*セラーさんによっては梱包料(ハンドリング料)もとります。 オークションの難点は「実物が見られないこと」。アメリカ人の「きれい」と日本人の「きれい」の感覚は相当違います。割れてても欠けててもふつーに売ってしまうのだから。。。 グッド (かなり使用感がある) ベリーグッド (多少の使用感はあるが使用に問題はない) エクセレント (割れかけなしのつるつるピカピカ) ニアーミント (限りなく未使用に近い) ミント (未使用) コンディションはこのように分かれますが、日本人ならグッドとベリーグッドはやめておいたほうがいいように思います。それ以外のクラスを選んでも、コンディション感覚の違いからトラブルこともあります。 多少のリスクを覚悟すること、そして様々な手間を惜しまなければ「オークション」はお勧めです!! 5:ネットショップ 日本に帰ってからは日米のネットショップのお世話になっています。日本の実店舗にはまだ足を踏み入れたことがなく・・・・お値段も想像できない域に達していそうで怖いです。ネットショップだと送料込みでおいくらか計算したうえで買えますし、日本人オーナーならコンディション感覚の違いに苦しまなくてよさそう。 日本にある2つのネットショップさんからいくつかFKを手に入れましたが、どちらもコンディション的にもお値段的にも問題なかったです。 *FK WEBショップ探検隊 をお気に入りにのせていますが、あのランキングに載っている有名どころのショップさんとはあまりお付き合いがなく、小さなお買い得ショップを発掘するのが好きだったりします。 6:番外編 アメリカだと季節の良い時期は「ガレージセール」といって家の不要品をガレージなどを使って売り出します。ガレージセールをまめにまわるとアメリカの家庭で長年使われていた、あるいは使わずに眠っていたファイヤーキングと出会えることがマレにあります。私は(ファイヤーキングではないですが)キャンドルウィックのボウルとスプーンのセットを10ドルくらいで買いました。 ネットでは30ドルくらいはするものです!ラッキー。オールドパイレックスのキャセロールも見かけたことがあります。あまりに使い込まれていたので買いませんでしたが・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *アメリカに住み始めたのが2003年7月末。本格的に収集を始めたのは2004年の1月~。 *画像にアップしましたが「仕切紙」のついたのがミントの証拠。また箱ごと購入だとコンディションの良いものが多いです。 *私が持っているFK関連の本 「ファイヤーキングとアメリカンアンティーク」(日本語) 「オールドパイレックスハンドブック」(日本語) 「ジャンクウエア」(日本語) 「ファイヤーキングマグ図鑑」(日本語) 「50’S MARKET」(日本語) 「ファイヤーキング&モア」セカンドエディション(英語) 「キッチングラスウェア」6thエディション(英語) 「Sour Cream Glasses」(英語) *検索キーワード ファイヤーキング ファイアーキング アメリカンアンティーク オールドパイレックス * E-BAY でよく使われる略し言葉を並べてみました♪ NM * NEAR MINT NR * NEAR MINT MINTY * NEAR MINT VGC * VERY GOOD CONDITION MIB * MINT IN BOX NIB * NEAR MINT IN BOX EXC * EXCELLENT XLNT * EXCELLENT *HUGE ↑コンディションとは関係ないけど・・・「大きい」という意味 ジャンル別一覧
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