liebevoll

2005/09/22(木)14:53

優しい歌が歌えない

抱えた苦しみは誰のせいと人を酷く責める的外れを 何度も何度も繰り返して 苦しみは前より増えるばかり 同じページを捲りすぎた 本のように日々は擦り切れて 自分の中を見る以外にもう術は無くなってしまってた 其処で僕は確かに見たんだ 全てを人のせいにして 誰でも平気で傷付けるような もう一人の自分が心の中で 暴れながら僕をボロボロにするのを 初めて覗いた心の中は見たこともない暗闇で 僕はとても怖くなって 何度も足がすくんだ 夏に間に合うように木の葉は日陰を作ろうと大きくなり 木の葉曇る小さな陰を愚か者にも分けてくれる 責めるつもりなど無いと言うように葉音の歌を歌ってくれる 人に生まれたはずの僕は 優しい歌のひとつも歌えない 例え何か出来なくたっていい せめてこれから生きるときに同じような事を繰り返して 誰かをまた傷付けぬよう こころの中を見つめられる強い自分になりたい 初めて覗いたこころの中があんな闇に包まれていたのは 自分をかばう僕の手が光を遮っていたからだ この気持ちさえ身勝手な思いと今はわかるけど 本当にすまないことをしたと今すぐ謝りに行きたい 木の葉曇る背中を押すように突然強い風が吹いて 立ち上がると僕の行く5月の道が光ってた 優しい歌が僕にも 歌えそうだ ---------------------------- 全部載っけてしまいました。近いうちに消します。 槇原敬之の歌です。 シングルとしても出ていますが、アルバム「Exprolar」に収録されているので聴きたい方はそちらをどうぞ。リアル友人なら私に言って下されば貸します。。 この曲は昨年夏からことあるごとに聴いてます。 自分は弱い人間なので、忙しかったりうまくいかなかったりどうにもならなくなったとき、自分が悪いのに心の中で人を責めてしまうことが多々あります。 そんなドス黒いドロドロした嫌な自分がいるときにこの曲を聴くと、思い直させてくれるというか何と言うか…。メロディラインも相まって気持ちを引き締めてくれます。聴いてると共感するところがありすぎて自分への情けなさと悔しさに時々泣きます(笑) もっと強くならなきゃいかんなー自分。と思わせてくれます。 槇原氏自身が犯した過ちと越えた壁が実在するからこそ、この曲が、詞が、説得力を持って心に迫ってきます。 この曲に出会えたのは幸せなことですね。やっぱ言葉と音楽には力があるなぁと実感している今日この頃です。 …心から尊敬してるから載っけてるんであってただ単に載っけてるわけじゃないから許してちょ>>JASRAC って無理かw ---------------------------- 楽器を吹いていて煮詰まると、決まって「のだめカンタービレ」を1巻から読みます。 のだめとの出会いは高2のときに遡ります。当時のCl吹きが1~7巻までを学校に持って来たのがきっかけ。 練習終わってから一通り楽器吹き終わって人も少なくなってきたときにCl吹きが読んでいたのがのだめでした。 音楽をやっていると漫画なかで「あるある」って思う所が沢山ありますねー。棒振りの人が変わっただけで鳴りが全然変わったりっていうのは凄く実感するところですねー。笑えるだけじゃなく、共感出来るところ、学べるところ、そして今までクラシックや楽器に興味が無かった人の音楽の入り口になっているこの漫画は貴重なものだと思います!! 直して欲しいところを言えば、 ・単行本の出るペースを早めてほしい ・作中に出てくるボントロが全部テナー(F管付いてない) ・表紙にボントロでてない 表紙ののだめが弾いてる楽器は現在出てる13巻まで ピアノ ↓ バイオリン ↓ タクト ↓ フルート ↓ チェロ ↓ ホルン ↓ オーボエ ↓ ギター ↓ トランペット ↓ バイオリン ↓ ファゴット ↓ クラリネット ↓ ハープ と推移しています。ラッパもホルンも出てるのになんでボントロがないんだゴルァ!ホルンのロータリーは書けてボントロのロータリーは書けねぇって言うのかい?ああん!? とボントロ吹きのエゴ満載でここまでお送りいたしました(笑) セイヤー付きのテナトロ吹いてるのだめが表紙になんねーかなー(笑)

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