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BroadCafe

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パソコン以前

うぉずが初めてコンピューターというものに触れたのは高校時代で...

小学校・中学校の頃はコンピューターと言うより「電子頭脳」とか「人工頭脳」と呼ばれていた時代で、普通の人には全く縁の無い存在でした。

高校の時に触っていたのは、制御用のデジタルコンピュータと、いまは無きアナログコンピュータでした。
大阪府下の公立高校には2校しか導入されていなかったという時代の貴重な一台でした。

普通の生徒には、技術の実習で年間で数時間程度しか触れる機会が無かったのですが...
コンピュータ・サークルを創設して、放課後毎日のようにいじくりわましていました。

文化祭等では、超インチキ・コンピュータ占いで大盛況でしたね!
このときに、占いのいい加減さを思い知りました。
適当なアンケートに答えてもらって、データを入力するふりをして、あらかじめ用意した答えの中から適当に選んでプリントして渡していたのですが...
全員「わぁ~ コレ当たっている!」と大喜びでした。
(もちろん、良いことも悪いことも書いていたのですが...)

その後、コンピュータの専門学校に進む予定でいたのですが、進路指導のアドバイスで後学のためにということで、東芝の入社試験を受けることにしました。
もちろん、受かるつもりが無かったので試験は白紙で提出し、面接では「大型ロボットを作りたいので、コンピュータを勉強したい。ついては中央研究所に配属してくれ」などと、ええ加減なコトを言っていたのですが...
なぜか、採用されてしまった...デス。
仕方なしに「入社式だけでも...」ということで上京したのですが、当時最先端の大形コンピュータに配属されて、しかもとても居心地の良い職場だったので5年も居座ってしまいました。

親父から「得意先が建てたマンションの店鋪を義理で購入したからお前が帰ってきてやれ」などと戯けた要請で、超お気楽なサラリーマン生活とおさらばすることになったのです。

ちょうど、この頃に運命の出合いとなるアップル2が日本で発売されましたが、当時の軽四が2台も買えるお値段で雲の上の存在でした。

国産のパソコンは、まだ存在せず
ワンチップCPUと何個かのLEDで自作したものが主流で、うぉず的にはとてもパソコンとは呼べる代物では無かったです。

つづく...


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