Division Bell

2007/03/30(金)00:18

それが答えだ‥。The ANSWER  LIVE!

3月のこの時期になると、年度末・月末・決算が重なって、12月以上の多忙状態となり、 イライラ・ウツウツの毎日が続きます。 しかし、そのイライラ・ウツウツを完全に弾き飛ばしてまったのがTHE ANSWER LIVEです。 このバンドはCDを聴いた時から随分と完成された演奏をするバンドねえ、と思っていたんですが、 LIVE、完全にヤラレマシタ。マイッタ!としか言いようが無い。 時間にして、1時間半位のステージだったと思いますが、大満足。上手い。ステージ良し。 初来日の新人バンドとは思え無かったです。 私もメタル歴は長いんですよ。そんなわけでいろんなLIVEを見てきたんですけど、 THE ANSWER は、やはりタダモノでは無かった! 大概、新人バンドの初来日となると、全体の演奏、ギター・ドラム・ベースのバランス、 VOOCALの声の通り具合、など不安要素が多々あるんですが、このバンドは全て完璧に 合わせてきました。 ステージアクションもとてもいいですし、VOCALもよく通ってていて上手い。 完全に観客のココロを掴み、お終いの方ではバンドと観客が一体化してました。 私が過去に見た初来日のLIVEで、アルバム完全演奏で上手いなあ!!と思ったのが Dream Theater 、ANGRA、位ですから、The Answerがどれだけ凄いかと言う事です。 (他のバンドの初来日は古すぎて、覚えていないのだ!)(爆‥) 貫禄十分のLIVEを見ながら、「このバンドのこの落ち着きは何だ??」と思いました。 日本での初演奏なんて信じられない。演奏の安定は経験を積んだヴェテラン・バンドのよう です。 CDを聞いたときから、このバンド、全盛期のLED ZEPPLINを彷彿とさせると感じていたんですが、 (私は「LED ZEPPELIN 狂熱のライヴ」でしか見たことがない) ドラムのJames Heatley は、完全にJ・Bonaham タイプ。パワーと重さのあるドラミングを 披露してくれました。乱れがなく、完全。(すげ‥) ベースのMick Watersは、わたくし完全にJ・Poulを思い浮かべました。 ジョン・ポールのように地味ですが、存在感のあるベースで、これまた上手い。 VOCALのCormac Neesonは,RUSHのG・Leeの雰囲気で、声もそんな感じですが、この人も R・Prantを思い出さなくもない。ステージでは、エアー・ギター状態でありましたネ。(笑) ギターのPaul Mahonは、J・Pageとは全然違いますが使用ギターはレスポールだし‥。 友人と感動し、「LED ZEPPELINみたいだ!」と同意。!!2人で大満足で帰ってきました。 ただ、残念だったのがもう1つのPhilip Sayce です。 この人、ルックスも良いし、ギターも歌も上手いんです。アルバムも相当にいいのではないか と思うのですが、音が悪かったですね。 おそらく、PAの調整が上手く行ってなかったのだと思います。 ドラムの音ばかりが全面に出てシンバルの甲高い音ばかり目立って耳障り。ベース、ギター、 VOCALはところどころ聞こえてこない状態の上、別の意味で音じゃなく、ノイズィだったのが すごく残念です。 2つのバンドとも日本初公演だったのに、The Answer は完全に音を合わせて来ましたから Philip Sayce は完全に水を明けられてしまいましたよね。 最初、私はAXのステージ前面にいたんですが、F・セイスの音が良くなかったので、 右耳がおかしくなり、後方に避難しました。(友達は大丈夫だったようです) F・セイスの音が荒かったよなぁ~。LIVE終了後、私は凄まじい耳鳴りですよ‥。 (耳鼻科が弱いんです) 翌日も大分納まったとはいえ耳鳴りが収まらず、右耳が「わんわん」状態で仕事しました。 これも参りましたよネ~。 しかし、こういう音の良くないLIVEでも好いと言う人は乗っているんだよね~。 私はやはり、音が完全にバランス取れているLIVEでないと、上手いとか良いとか言えないです。 LIVEに完全を求めてしまう。(だって、出来るバンドはやるんだからネ)。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る