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2014年04月12日
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カテゴリ:映画感想


「それでも夜は明ける」を鑑賞してきましたきらきら
遅ればせながら、ようやく行きつけのシネコンで公開。

南北戦争前の19世紀前半に実在した黒人男性ソロモン・ノーサップの自伝を映画化した衝撃の伝記ドラマ。
ニューヨークで普通の市民として自由な生活を送っていた主人公が、ある日突然何者かに誘拐され、
南部の農園に売り飛ばされた末に体験する想像を絶する奴隷生活の行方を描く。
主演はキウェテル・イジョフォー、共演にマイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ブラッド・ピット。
監督はスティーヴ・マックィーン。


ストーリーは…

ニューヨークに暮らす音楽家のソロモン・ノーサップは生まれながらの自由黒人。
妻子とともに、白人を含む多くの友人に囲まれ、幸せな日々を送っていた。
だがある日、2週間の興行に参加した彼は、興行主に騙され拉致された末、奴隷市場に送られてしまう。
自分は自由黒人だとどれだけ必死に訴えようが、無駄な抵抗だと悟るのに時間はいらなかった。
そして名前も人間としての尊厳も奪われ、奴隷として大農園主フォードに買われていく。
それでも農場では、その有能さを認められ、温厚なフォードに気に入られるソロモンだったが…。


何度でも、諦めない――!


いやはや…
二度と観たくない作品だが、多くの人が観るべき作品だと思うぐーぐーぐー
それだけ素晴らしい作品に仕上がっていました!
でも、生半可な気持ちで観てはいけません…覚悟してみる必要あり。



ソロモンを演じたキウェテル・イジョフォーの演技は圧巻のひと言!
台詞無しのシーンでも、目と顔の表情だけで感情を見事に訴えいてた。

プロデューサーも兼ねているブラピは、美味しい役どころでしたね~目がハート

他にもベネディクト・カンバーバッチやマイケル・ファスベンダーなどなど…
登場するキャラ全てが適材適所でした。




映画は、白人からサトウキビの切り方の指導を受ける黒人奴隷たちのシーンから始まり…上矢印

奴隷の中にプラットことソロモンがいて…
夜中にベリーの汁を使い、手紙を書こうとするも、上手く書けず。


サラトガで妻子とともに不自由なく暮らしていたソロモン。
ワシントンでのショーで演奏して欲しいと頼まれ、向かうことに。

酔い潰れて、目を覚ますと手足には鎖がほえー

そのまま奴隷として売り払われることになるのだが…。


もう、この序盤から理不尽さが半端なく…

自由だったのに、家畜以下に扱われるソロモンの視点を通じ、観客はその痛みを体感していきますよ
下向き矢印

“自由黒人”という言葉が出てくるのだが、
奴隷制度の知識の足りない自分には、初めて聞く言葉でした。




自由であるという証明書が無いので、
ソロモンは最初にフォードという白人に買われる。

しかし、大工のティビッツに目をつけられ…酷い仕打ちを。

ソロモンの首に縄が括られ、木から吊るされ、足がギリギリ着くくらいの態勢で何時間も放置。
その奥では何事もないように他の奴隷たちの日常が映し出され、子供たちの遊ぶ姿も。
もちろんフォード夫人も助けようとはせず。

この場面はほんとリアルで、怖かったしょんぼり
ソロモンの息遣いと脚の動きが…(滝汗)

なぜ、助けないのか?ってなりますよねぇ…
助けてしまうと、今度はその人が同じような仕打ちを受けることになるんですよね。
そういうことが身に沁みてしまっている“恐怖”が描かれていました。




結局、夕方になってフォードに助けられるのだけれど…
ソロモンは自分が自由黒人だと訴えるが、フォードは借金の返済に追われており…
今度はエップスにソロモンは売り払われる。


エップスは残忍な性格で、黒人女性奴隷のパッツィーに入れ込んでいて…
その屈折した愛が、これまた何とも言えなく…

エップスの妻は妻で、パッツィーを目の敵にして…
ドロドロ三角関係が凄かったわ(苦笑)




一方で、ソロモンはエップス夫人の買い出しの時に、こっそりと紙を拝借。

判事に頼まれ、パーティーで演奏して、お金も得る賞金
ちなみに、この判事の家に行くシーンが冒頭のシーンと繋がってきます。



判事の家から戻ると、再び綿花摘みの作業。
そんな中、奴隷のひとりが死んでしまう。

墓の前で唄う霊歌がまるで魂の叫びのようで…
最初は歌っていなかったソロモンも次第に歌い出し…
心に突き刺さりますね
右矢印



文無しでやって来た白人労働者に裏切られ…
ソロモンの希望の光が潰えそうになった時に、ブラピ演じるバスが監督官としてやって来るーうっしっしうっしっしうっしっし

バスとエップスの会話が非常に印象的。
白人も黒人も同じ人間で、その権利は誰のものでもない…
きらきら


その前に、パッツィーが罰として鞭打ちされるシーンは思わず目を背けたくなりました(汗)
エップスがパッツィーを“所有物”として認識するという重要な場面でもあり…。




ソロモンの話を聞いたバスが手紙を知人に送ってくれることにメールする

そして、ついにソロモンの知人であるパーカーがやって来て、解放される時が!
別れ際にパッツィーと抱き合い、馬車に乗り込む。


自宅へと戻ったソロモン。
娘のマーガレットは結婚して、子供を授かっていた。

妻のアンには謝罪を繰り返し…
アンは謝らなくて良いと告げ、終了。。



で、ふと考える…
この邦題はどうなのかなぁ…と。

結果的にはソロモンが解放されてハッピーエンドかもしれない。
でも、他の黒人奴隷たちへの仕打ちは続くワケで…
その辺りがソロモンの最後の“謝罪”に含まれているのでは?
自分だけ助かってしまい、申し訳ない気持ちというか…。




エンドロールの前に、ソロモンのその後がテロップで表示される。
ソロモンを誘拐した奴らは刑を免れたのか…

さらにはソロモンの死は謎に包まれているんですね。



全体を通して、これほどまでに重みのある作品はあまり無いかも…。

痛いシーンが多いので、気力のいる作品だが、観るべき価値はあります!
BGMを極力排し、自然の音で構成されているのも良かった。



観終わってから、しばらく放心状態になってしまい、席から立ち上がることが出来ず。

エンドロールに霊歌が流れるので、いろいろと考えながら聞き入ってしまいました。










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最終更新日  2014年04月12日 19時46分10秒
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