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テーマ:映画館で観た映画(7931)
カテゴリ:映画感想
![]() 「関ヶ原」を鑑賞してきました ![]() 天下分け目の大合戦“関ヶ原の戦い”を敗軍の将・石田三成の視点から描き出した司馬遼太郎の同名時代小説を原田眞人監督が、岡田准一、役所広司、有村架純、平岳大、東出昌大をはじめとする豪華キャストを起用して映画化したスペクタクル時代劇大作。 ストーリーは… 幼い頃より豊臣秀吉に仕え、常に秀吉に忠義を尽くしてきた石田三成。 大名に取立てられた彼は、猛将と謳われた島左近を、自らの石高の半分を差し出し家来に迎え入れる。 何よりも義を重んじる三成を慕い、伊賀の忍び・初芽も献身的に仕えていく。 そんな中、秀吉の体調は悪化の一途を辿り、権謀術数に長けた徳川家康は、それに乗じて秀吉恩顧の武将たちを言葉巧みに取り込み、着々と勢力を拡大させていくのだったが…。 信じた“正義”を、貫く――! なかなか… 見応えある作品になっていたと思います ![]() ![]() ![]() でも、これはあくまで“歴史”を知っていればこそ…ですね。 歴史に疎い方が観ると、ちんぷんかんぷんかも ![]() 原作は長編なのに対して、映画は149分なので、 どうしても、詳細に描くことが無理なので、仕方ないのかもしれません。 とにかく、登場人物が非常に多く、人間関係が詳しく説明されない上、 展開はどんどんと進んで行く ![]() 飽きさせない展開なんだけど、少しでも考え事をしていると置いていかれるような…(苦笑) キャスト陣は錚々たる面々で、 誰もが素晴らしい演技をしていました ![]() 石田光成役の岡田さんは、やっぱり演技が上手いですね。 徳川家康役の役所さんは存在感あり。狸親父っぷりを見事に演じていました。 個人的には島左近役の平さんがとても印象に残りましたよ ![]() ただ、台詞がかなり聞き取り辛い部分もあり、 その場の雰囲気で理解していくような感じだったのは、ちょっと残念。 関ヶ原の戦いは、歴史ドラマ等で語り尽くされているので、 そんなに多くを語ることはなく… ![]() 大河ドラマ「真田丸」を頭の片隅に思い出させておいて、補完してました ![]() 映画は、関ヶ原での戦いの前日、三成は左近たちと下見に行くシーンから始まり… ![]() 朽ちた祠があり、倒れていたお地蔵さんを元の位置に戻す三成。 って、このお地蔵さんが結構重要だったりするんだよね ![]() 鷹狩りに来た秀吉に水やお湯を差し出す幼い三成。 そのまま秀吉に召し上げられる。 秀吉が大坂城を築城。伏見にも城を造ると ![]() 秀次は謀反の疑いがかけられ、自刃。 所縁のある女や子供の処刑が決まる。 三成は処刑場で駒姫を守ろうとする伊賀忍者の初芽と主従関係を結び、 さらには左近を召し抱えることに。 秀吉が病没し、すぐに家康が行動を開始。 翌年には前田利家も亡くなり、 諸将の勢力関係が崩れ、三成と家康の対立は避けられなくなるが…。 とりあえず、関ヶ原の戦いに至るまでの詳細はネット等にあると思うので、 そちらを参照してください ![]() ちょっと気になったのはオリジナル要素の初芽の存在… 別に登場させなくても良かったのでは? もっと活躍するのかと思ったけれど、中盤で行方不明になり、 本格的に再登場するのは終盤。 有村さんのアクションシーン、もっと観たかったよ ![]() 面白いと思ったのは、家康が三成を“育てた”と発言したところ。 敵対するように仕掛けることで、自分の地位をさらに上げようとしていた感じかなぁ。 あと、北政所が三成の娘たちを預かり、三成が亡くなっても石田の血を絶やさないようにしていること… 北政所が東軍に肩入れしているのも、描き方としてはなかなか面白かったような気がする。 って、これが“当たり前”だったら、すみません…。 そんなに歴史には詳しくないもので…(汗) 東軍と西軍が関ヶ原で対峙 ![]() 合戦シーンは迫力満点 ![]() 援軍の約束をした小早川秀秋が西軍の大谷軍を飲み込み…勝敗が決まる。 三成を逃がした左近は自軍とともに自爆 ![]() ここでまさかの捕虜にした朝鮮人が火薬に火を点けるので、違和感あり(汗) なんで朝鮮人なの??? 逃げた三成は、自分の領地で旧知の農民に救われ、 傷が癒えたのち、捕まる。 三成と家康の対面は無言のまま終わり… 斬首場へと運ばれる三成に、生きていた初芽が“大一、大万、大吉”と声をかける。 到着した三成は斬首場を見つめ… 「これぞ、我が正義…」 全体を通して、歴史ファンには満足出来る作品になっていたと思います ![]() ある程度の知識があった方が楽しめるのはたしか ![]() 本格的に外でロケをしていたのは良かったです! やはりセットよりも見応えがありますし ![]() あと、BGMがとても印象的でした♪ 担当したのは富貴晴美さんという方のようです。 ちょっと「ゴースト・イン・ザ・シェル」系? とりあえず、149分の上映時間を飽きさせなかったのは、 ストーリー展開が上手かったのでしょう。 大きなスクリーンで鑑賞するのがオススメ! ![]() TBは下記URLをお使いください。 http://brook0316.blog.fc2.com/tb.php/5629-6761ee32 ミラーブログ ![]() http://brook0316.blog.fc2.com/blog-entry-5629.html
最終更新日
2017年09月03日 05時55分39秒
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