カテゴリ:カテゴリ未分類
書き忘れていたことがあった。
日本への行き道、しょっぱなから50ドルを失くし、 スーツケースの鍵を家に忘れ、 これ以上はもうやめてくれと思っていたら…。 帰りの成田発の飛行機の中で気づいたときには遅かった。 帰りも友達の車で送ってもらい2時間前に到着。 だんなは第一ターミナルから シンガポール・エアであらぬ方向に旅立っていった。 残された私と息子、友達夫婦と 余裕をぶっこいて、しらたまあんみつなど食べ、 最後の最後まで本屋でねばり、 もう思い残すことだらけの日本をあとにした。はずだった。 搭乗口で涙の別れ。ありがとう! そして、セキュリティー・チェック。 明日からは成田でも液体が禁止になるらしいことをニュースで見た日だ。 今日は最後の日だからだんじょうぶねっと思いながら、 息子を金属探知機に先に通し、私があとからくぐった。 『ビー』 というけたたましい音。 手につけていたものをすべてはずし、またトライ。 今度はだいじょうぶだた。 無意識のうちにとったものを手に戻し、 ゲートへと急ぐ。 なんとか間に合って、席に着いた。 シートベルトをしめる。 『あ~、もうすぐ出発ね。』と一人ごとをいいながら、 ふと時計を見ると、なああああああああああああああああああ~い。 があああああああああああああああああああああああああああ~ん。 時計がない。 え、どこに落としたんだろうと頭はパニック。 この時計はいわくつきで、 一応11年前に結婚したとき、 だんなが5番街のティファニーで 当時では大枚をはたいて買ってくれたものなのだ。 あ~、もう買えない。 『どうしょう!』 すぐに近くを通った客室乗務員のお姉さんにいうも、 「もうドアはしまってしまったから」という答え。つめたい。 もうあきらめるしかないかと思ったわけです。ホント。 ところがところが、帰ってきてこの話を母に電話でしたところ、 すぐに東京税関に電話をかけ便名と時間と時計の種類など詳しく述べ、 なんと見つかったのです。着払いでなんと電話の翌日には実家に届いたのです。 東京税関の方ありがとうございました。うるうる。 やっぱりこういうところが日本のいいところ。 これがJFKだと、もうだれかの手にはまってるだろうなあ。 ロクン一周年おめでとう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|