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私が大学の卒業旅行で初めてNYを訪れたとき、
自分用のお土産に買ったのがコーチの革の茶のポシェットと、 ビクトリアーズ・シークレットの下着だった。 大胆な花柄のテキスタイルと肌触りが『これぞザ・アメリカ』なとてもすてきなものだった。 今のように挑発するための下着ではなく、淑女のためのちょっとラブリーな下着だったのだ。 世界はというと湾岸戦争まっただ中のころで、行こうかどうか躊躇したことを覚えている。 その後私がNYに住み始めたころ、マーク・ジェーコブス、アナ・スイ、ケイト・スペードが SOHOにお店を構えたころとかぶる。 週末のマーケットで偶然アナ・スイに会ったことも・・・ アッパーイーストサイドにあるポロ・ラルフローレンの本店(そのころマジソン)は、 圧巻の店構えで、そのラグジュアリーさに夢見心地で訪れたものだ。 といっても私の買えるものといえば、セールになっている息子のための🐻のベットシーツとか、 ポロシャツぐらいだったけど・・・ 今も息子の幼少期の写真を見返すとほとんどポロだ。 大きくなった今でも正統派なシャツはブルーのポロシャツだったりする。 ちょっと賢くみえるところもいい。 そんな思い出の多いポロだけど5番街にある旗艦店はクローズするみたいだ。 月日の流れを実感する今日このごろだ。 あのころ夢中になっていたアメリカはもうどこにもない。さびしいものだ。 便利になって、おうちにいても欲しいものが手に入る時代。 お店はもう必要ないのか? あんなに恋いこがれてたZARAもH&Mも歩いて10分の距離にお店ができた。 近くにあるといつでも行けると思い、行かなくてもいいやってなるのは人間というもの。 遠くにあるときはいついけるかわからないから、今回は絶対行かなきゃってなるもんね。 世界中、どこにいても同じお店と同じ商品。あ〜あ。 そんな世の中をのぞんでいたのか????? インターネットで手に入れたものにはストーリーはない。 あるとすれば、本物だと思ってフッディーを競り落として買って、 送られてきた商品は載せられてた写真と違う商品で、 偽物だとわかり怒り心頭っていうストーリーぐらい(息子の体験談) コムデギャルソンは本物だった♡ 世界はといえば、相変わらず同じことの繰り返し。 世界の主要な国々(G7)は全然失敗からは学ばないんだな。あきれるぐらいばかばっかり。 本当に世界の七不思議。 どんどんどんどんだれものぞまない方、のぞまない方に突き進んで行く。 どういう力が働いているのか。 ミサイルにMade in USAって書いてあるわけないじゃん。 RCって産地偽装もできるしね。 かなしいかな人間は失敗からなにも学ばない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.04.12 17:41:58
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