2010/01/24(日)11:30
コート製作過程
先週から真冬のコートを作っています。
2月頭に着る予定があるので、今はコレにかかりきりです。
今までやったことがなかったのですが、記録のためにも簡単な製作過程を載せてみます。
興味のある方はどうぞ。
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家に気に入った市販のコートがあるので、これを参考に切り替えラインを変えてデザインし、パターンを起こします。
シーチングで仮縫い開始。
ミシン針目4でざっくり縫って試着。
ゆとりやラインの確認と修正。
袖の具合もいいでしょう。
修正が入ったところはパターンも書き直して・・。
襟は立体裁断。
できあがった襟に印をつけてボディからはずすと、こんな感じになりました。
う~ん気にいらない。で、この後何回かやりなおし。
できあがった襟のパターンを平面に写し取り、もう一度シーチングで、今度はしっかり芯も貼って製作し取り付けます。
で、試着。
うん、いい感じ。
パターン修正を全て終えて、いよいよ本番布の裁断開始。
今回はウールメルトンなので、切りじつけです。
しつけ糸2本どりでざくざくと縫い、はさみでチョキチョキ。
布を切らないように慎重に慎重に。
芯貼りもこの段階でしますが、今回の布はとてもしっかりした布だったので、伸びどめが必要な最低限の部分しかしていません。
全パーツ切りじつけして、さらに仮縫いをすれば完璧なのでしょうが、シーチング段階でしっかり合わせているので今回は(今回も)本番布の仮縫いは省略。
飽き性の私は切りじつけを全パーツ一気にすることは不可能。
途中でミシンが縫いたくなるので、先に後ろ身頃と袖を縫い合わせました。
袖はあきみせ処理です。
前身ごろには切り替えを利用したポケットがついています。
箱ポケットに似ていますが、こちらの方が断然簡単です。
今日はここまで。
次は裏地の裁断からです。