2018年9月の山・・・大雪山系 赤岳で紅葉狩り
9月29日 晴れ 11:00 スタート 23日の姿見池から黒岳に悪天候の中、縦走して以来の山歩き。今日は完璧な晴れ予報。シャトルバス運行が終了したばかりの銀泉台登山口には駐車場から溢れんばかりの車。朝から立ち寄った旭岳温泉も層雲峡も久々の活気。今回はいつも黒岳から縦走して下山口にしている銀泉台をピストンにします。(↑)紅葉のメッカでもある第一花園の色どりを眺めながらすぐ先のショートカット小道に入る。(↑)トラバースの第一花園。縦走の下山で辿る頃にはいつも翳って居る。(↑)まだギリギリの午前なので日当たり良くていい画像。(↑)ナナカマドも丁度いいい色。ダケカンバは殆ど落葉した。(↑)見上げるとチングルマの紅葉。(↑)第一花園までは観光客も登って来る。(↑)同じ第一花園から車道を見下ろす。北大雪の武利岳と武華岳。(↑)短い階段を登りきると樹林の中に見晴らしのいい休憩ポイントが広がる。其処から先は圏外となる。(↑)樹林に入る前に振り返ると東大雪が一望。こんなにいい日は数えるほどしか無かった。(↑)スタートが遅いのでガレ場歩きになる頃、下山する方も多くなる。(↑)雪渓跡の紅葉。(↑)山頂附近が見えて来た。(↑)小さな沼を越える。(↑)コマクサ平から東岳を。此処は先月4日に満開のコマクサを眺めながら黒岳から縦走したばかり。(↑)東大雪をコマクサ平から眺める。右奥にニペソツ山と肉まんの様な丸山。手前は石狩連峰でニペソツの手前にニペの耳、その左やや丸い川上岳とコルを挟んで石狩岳。更に低いコルを挟んで左に音更山が並ぶ。音更山の手前にはピラミダルなポン音更山が肉眼では見えていた。(↑)更に雪渓跡を行く。途中、第四まで雪渓がある。(↑)東岳越しに東大雪を遠望。(↑)振り返ると雲のはった屏風岳の奥にムリムカ。(↑)あと800mの道標。その遠望はクマネシリ山塊でコブが付いたような異様な形。(↑)立ち止まっては景色を眺めてのんびり歩く事にした。(↑)山歩きも少し間が空くとダルいのが本音。今度は北大雪の平山が左に見えて来た。(↑)左端、赤岳の山頂は人の山。奥は北鎮岳で23日の悪天候の中、肩を通過して来た。(↑)13:06 赤岳に到着するも山頂標識がモテモテ。(↑)左から北鎮岳、凌雲岳、黒岳。(↑)やっと赤岳の山頂標識。周りの登山者は殆ど下山してしまった。(↑)花の沢の源頭には雪渓。ゴツゴツした山容の白雲岳を登ったのは7月24日。右は旭岳と後旭岳。(↑)左から後旭岳と旭岳。間宮分岐、荒井岳、松田岳を連ねて中央が北海岳。右端が北鎮岳でその左に見えているのは当麻の稜線の安足間岳。(↑)小泉岳へのコースを少しだけ辿ると遠くに2名の姿。此処を辿って今日は高原温泉に下山の予定だったがシャトルバス運行中なので混雑が予想される。しかも正確な最終バスの時間も解らないので止めた。(↑)飛び石で登山道を少し離れ目の前に東大雪と屏風岳を見ながら休憩。(↑)この岩をベッドにしてザックを枕にお昼寝した。そよ風より少し寒いと思いつつ大の字で時間を過ごして居たら先程、影絵のように空に浮いていた2人が鈴を鳴らして通過して行った。(↑)体が冷えない内に赤岳山頂に戻り乍ら今年も歩き通した表大雪を眺め廻す。(↑)改めて北鎮岳を見入る。夏山も秋山も終わった・・・下山にします。(↑)手前は屏風岳。右奥の武利岳に登ったのは随分前。災害で登山道に至る道路が通行止めになって久しい。縦走出来る右の武華山は熊の臭いがきついライオン岩が目立つ。その武華山も登山口の手前、2㌖で通行止め。東尾根コースは入山可能だけど近年、未整備との事。どちらも行けない。(↑)武華山登山口に至る林道の通行止め箇所にあった。ライオン岩から先のコースは通行できない。(↑)コマクサ平から北大雪の全貌。(↑)今月16日に登った北大雪のニセイカウシュッペ山を見る。隣はフラットな平山で間はアンギラスの岩峰群。(↑)やっと雪が解けて咲く事の出来たハクサンボウフウ。(↑)ミヤマリンドウも。(↑)キンバイ一輪。(↑)第一花園で午前中に暗かった箇所。(↑)うらうらと下山中。(↑)下山 15:06 いつもの様に翳った第一花園を振り返る。観光バスが多く少し遅れて主人が迎えに来た。これで今年の大雪山系もラストかも知れない。土曜日だからダメもとと言いながら、つるつる温泉に電話する主人。何とか取れたのでそのまま留辺蘂町に向かい石北峠の展望台に登る。峠は標高1050mもあった事を知りこれでは雪も早めに降る筈とニュースを思い出す。食事も美味しく、つるつる温泉で肌がつるんとした翌朝、お天気は下り気味で山は諦めた。代わりに主人はキノコ採りで森に何度も消えて行く。台風24号が北海道に上陸するので早く帰宅して植木鉢を片付けたかったが天然水を汲んだり直売所であちこち野菜を仕入れ自宅に着いたら夜。幸い直撃は免れた。