2011年4月の山・・・美笛峠 北白老岳
4月9日晴れ 北白老岳美笛林道を撤退してからは車ですぐの滝笛トンネル出口に駐車した。1台駐車していたが腐れ雪ではトレースもあてに為らず一体、どっちに行く?。スノーシューを再び装着して眼の前に広がる景観を見渡し呆然。 取り敢えず白老岳の方角が判るので一旦、旧道を歩いて適当な場所から疎林に向かって急降下。スキートレースだらけの底に着いてから今度は樹林に吸い込まれ上に進んだ何と無く緩く登りながらトンネルの方向を振り向いて確認するがその内、見えなくなる。スタート時、送電線に向かったトレースがあったけど行き先が解らないから辿らなかった。(↑)疎林を登って抜けたら白樺の幼木林が延々と続き異空間。そこを抜けるといよいよ本格的な登りになって送電線からのトレースがちらほら見えるがいつのやら。これから始まる稜線歩きは此処から想像出来ない。標高が上がるといきなり展望が素晴らしい。 漁岳方向、恵庭岳、樽前、支笏湖周辺は・・・ため息モノ。 佳き日です!来て良かった~としみじみ眺めているのは張り出した雪庇から。 帰りは此処から少し下がった場所で休憩しました。(↑)支笏湖周辺の美しい絵葉書のような景観が広がり疲れも無くてタダ、タダ圧倒され。 風不死岳の横にはツバ広帽子の樽前山が白くて華麗。湖がキンラ、キラ! 風も無く穏やかな登山日和、どなた様もいらっしゃらない独り占めの山だと思って歩いてます。(↑)早速、稜線歩き。いつの間にか何処からかトレースが合流、中にはツボ足が居ます。 全く山頂が見えずピークを幾つも越えて歩くけど天気が良いから楽しい。 それにしても歩く場所が限定される細い尾根に度々、肝を冷やす。(↑)こんな歩きが延々と山頂まで続くのでした。展望は申し分なくて白老岳と大違い。想ったとおり。 ですがコンナに広い稜線は多くないのが難点(汗) 雪庇が恐ろしい場所では薮斜面を漕いでズボズボとトラバース。ほらっ(↑)暑いほどなのに足元が割れているから冷や汗。山頂手前のニセピーク。 途中ではパックリ深い裂け目に先行パーティの誰かがツボ足を落としてます。 ひえ~って感じで覗く時、掴まる立ち木が頼もしい。 あのピークでは先行パーティを捕らえました。 もう、お腹はペコペコ。(↑)山頂の食堂はダケカンバが真横に幹を伸ばしたベンチ。風が相当、強いらしい。白老岳を眺めながらスープを作る。南白老岳がチラッと見える。すぐ横には英語のパーティがヤンヤ、ヤンヤで小耳に挟んだ台湾なまりが1名、声高。外人さんリーダーが話しかけてきました。白老岳を経由して下山らしいです。訊かれたので、あと小1時間で到着すると返答。(モチロン・オール、ニホンゴデス)(↑)山頂からニセピーク870峰と辿った稜線を眺めて休憩。 何処から見ても凄い雪庇です。 いつまでも眺めていられる癒しの時間がゆったりと流れる。 双眼鏡で白老岳を覗くと先月、私が居た山頂にソロ男性が立ってる。(↑)割れた雪庇の向こうに漁岳の方角北白老岳の山頂はランチ食堂の背面に雪庇が高く高く・・盛り上がっている。 怖くて、とても行く気分になれない。 ザックは置いてパンを食べながら白老岳方向に稜線をゆっくりと散歩した。 盛り上がった雪庇を5.6m下にトラバースしながら今日を満喫。 下山が惜しく途中で珈琲ブレイク。(↑)それから支笏湖が見える稜線から外れ小さなポコの先端に来ました。尻別岳と羊蹄山が仲良く並んで遠くに。こんなビューポイント探しも冬ならでは。下山中、白老岳と南白老岳を眺める。思いがけず降って湧いたチャンスは丹鳴岳取り付きの地主さんに感謝。36000歩帰宅してから辿った地形をなぞるのが楽しみです。支笏湖周辺は雪解けが早いので山行きの計画も予定では終了だったのですが、つい長居し過ぎました。また次の冬に訪れよう。凍らない支笏湖周辺はとても気に入っている。二沢川コースも辿りたいし南白老岳にも用事が有る。今回の画像は大失敗!!汗でレンズが曇ったまま撮影したから半数以上が霧の中。脳裏に焼きついた景色は色あせないから大事にしまって置きます。